
組立を始める前に
DFD−2キットの組立を完了して、箱に入れるのには3つの一般的な段階があります。
1 最終的な設置方法を選んで下さい。例えば、別個のケ−スに入れるのか、既存の無線機の内部に組み込むのか。電源は、電池を用いる
のか、それともDC電源を用意するのか,縁から照明するのか、オプションのバックライト・表示器を使用するのかです。
2. プリント基板(PCB)と表示モジュ−ルの組立。
3. 最終的な無線機との接続方法と完成されたユニットの動作試験。
.
最終的な取り付け方は、あなた自身の考えと利用できる物理的な空間によってのみ限定されます。AADE社より入手可能なオプションのアルミ製ケ−スには、プラステイック製の表示器の飾り枠が用意されております。DFD−2は3つの信号入力を受け入れますが、典型的な
RCAピンプラグ、またはシャ−シ・マウントのBNC・コンネクタ−で接続します。あなたは、on/offのスイッチ、電源選択(AC/電池)あるいは、ほかのオプションの調整つまみなどを設置したいかも知れません。また、表示器の縁を照らす照明とか、オプションのバック・ライト表示器
モジュ−ルに対する電源とかの用意が必要かも知れません。このような事を念頭に入れてプリント基板の組立を始めましたら、基板の組立中に、正しいリ−ド線や同軸ケ−ブルをつなぐことができるでしょう。
プリント基板の組立:
供給された構成部品を分類して、実際の「プリント基板」組立を始めて下さい。
次の部品が入っているはずです:
a. 1kオ−ム抵抗(茶、黒、赤)4個
b. 33kオ−ム抵抗(オレンジ、オレンジ、オレンジ)1個
c. コントラスト調整用ボリュ−ム(3端子、ボリュ−ム10kオ−ム)
d. 0.1マイクロファラッドコンデンサ−9個(104、つまり
100.000 pfd で0.1 mfdを表す)
e. 22pfdのコンデンサ−1個(22と表示)
f. 10 mfd コンデンサ−1個(電解コンデンサ−、+−の極性あり)
g. パッデングコンデンサ−1個(2端子可変コンデンサ−3−30pfd)
h. 検波シリコン・ダイオ−ド7個(1N41148)
i. ICソケット5個(16ピンIC用4個、18ピンCPU用1個)
j. 表示器のアダプタ−オス・メス一対の14ピン・コンネクタ−
k. 16mhz 水晶発振子1個
l. 3端子電圧レギュレ−タ−1個(78L05)
m. CPU IC1個(U5 PIC16C71)
n. IC 1個(U4 74HC153)
o. IC3個(U1,U2、U3 74HC4046)
p. LCD 表示モジュ−ル1個
q. プリント基板(PCB)1枚
r. 10kオ−ム15回転トリマ−2個(汎用DFD−2の場合のみ使用)
s. 4ピン、四角形ポストヘッダ−
t. 上記のヘッダ−に入るゼロオ−ム・ジャンパ−2個
. つぎの説明に従ってプリント基板を組み立て下さい.
表示器モジュ−ルのピン1から14ピンまで、14ピンメスソケットをハンダづけして下さい。表示器モジュ−ルに対して必ず90度の角度となるようにして下さい。
.プリント基板の裏面、底部の印を付けた部分に電源供給(電池)のリ−ド線をつけて下さい。極性に注意して、マイナスリ−ド線は、基板の接地印刷面につないで下さい。
指示される一対の端子にプリント基板の裏面から信号ケ−ブルの一つ一つを接続Jして下さい。コンデンサ−とつながっている端子に心線を、そして、もう一方の端子(ダイオ−ドと接続しているもの)には、ケ−ブル線のシ−ルドと接続することにご注意下さい。
ケ−ブル線としては、低容量のオ−デイオケ−ブルまたは高周波同軸ケ−ブルをお使い下さい。
a. 一番上の一対の端子は、BFO信号入力端子です。
b. 中央の一対の端子は、VFO信号入力端子です。
c. 一番下の一対の端子は、HFO信号入力端子です。
あなたのハンダづけした部分の接触のすべて、ダイオ−ドや、電圧レギュレ−タ−、電解コンデンサ−の極性、ICの向きなどを注意深く
調べて下さい。
コントラスト調整のトリマ−を時計反対方向一杯に回して下さい。8−18Vの直流を加えて下さい。何らかの周波数が表示されるのが
見えるはずです。お望みのコントラストとなるように、コントラスト調整トリマ−で調整して下さい。あなたのユニットのIF周波数が示される
まで、概略調整トリマ−と精密調整トリマ−を調整して下さい。
(特注のマイクロ・コントロ−ラ−の場合は、この値は前もって記憶されておるので、表示されるはずです。ノイズが入力信号となることを防ぐ
ために周波数入力端子をショ−トすることが必要となることがあります。
(汎用DFD2のみ)
それぞれの周波数入力の+/−を決定するために、4接点のポスト・ヘッダ−にゼロオ−ムジャンパ−を取り付けて下さい。
上のジャンパ−offであると、RFはプラスとなる=
HFO + VFO +/- BFO(IF),
ジャンパ−onであると、RFはマイナスとなる
= HFO - VFO +/- BFO(IF).
下のジャンパ−offであると、RFはプラスとなる
= HFO +/- VFO + BFO (IF),
ジャンパ−onであると、RFはマイナスとなる
= HFO +/- VFO - BFO (IF) .
もしも、うまくこれが解けない場合は、4つの組み合わせのすべてを試みて下さい、そして正しい答えが出るかを見て下さい。
(特製DFD−2)
上部のゼロ・オ−ムジャンパ−は100Hzの分解能(ジャンパ−はOFF)あるいは10Hzの分解能(ジャンパ−ON)の選択を可能にします。
下部のゼロ・オ−ムジャンパ−は表示のスタイルを選択します(USBが操作モ−ド表示の例として使われています)
10 Hz 表示: 12.345.67MHz USB (ジャンパ−は
off) または 12.345.670 USB (ジャンパ−は
on)
100Hz 表示: 12.345.6 MHz USB (ジャンパ−は
off)または 12.345.600 USB (ジャンパ−は on)
(バックライト表示器を使用する場合)
バック・ライトモジュ−ルには、LCD表示器の後ろにLEDのブロックがあります。これは15ピンと16ピンから電源を供給され、15ピンは
プラス(陽極)16ピンはマイナス(陰極)(通常はア−ス)です。LEDにおける電圧降下は4VDCです。電流は20mAから150mAの範囲
です。 必要とされるドロパ−抵抗は、R=(V−4)で、このとき、Iは必要とされる電流値、Vは供給する電圧値です。
.うまく行く一つの方法は、次のようにDFD2の78L05レギュレ−タ−から電源をとることです:
絶縁したジャンパ−線をピン1(ア−ス)からピン16にハンダづけして下さい。33オ−ム1/8W型抵抗をピン2(+5VDC)からピン15にハンダづけして下さい。これは、30mAの電流を供給しますが、夜間のカ−ラジオのダイアルとほぼ同じ照明度を与えてくれます。
ヤエス FT−101
FT−101 トランシ−バ−との接続
接続のオプション:
1) 次の場合は、リモ−トVFOプラグ(GT8本足)をご使用下さい。
a. あなたご自身あるいは、将来このリグを売るかもしれない相手が、決してヤエスのリモ−トVFOをお使いでない場合:
b. 余っているGT(8本足)のオス・プラグをお持ちの場合:
c. 非常に限られたスペ−スで作業しなければならない場合.
2) 次のような場合は、リグの後ろ側からケ−ブル線を引き出して、RCAプラグあるいはBNCコンネクタ−でデジタル・フリケンシ−表示器とつないで結構です。
a. 後部パネルに穴を開ける事によってFT−101の再販売価格に影響を及ぼす事には関心が無い場合:
b. 非常に込みいった場所でオクタル・プラグにハンダづけすることを避けたい場合.
3) 次のような場合は、後部パネルにRCA またはBNCのシャ−シ−取り付け用ジャックを取り付けて結構です。
a. 改造を出来るだけ目立たなくしたいとき。
b. 後ろパネルから取り外せないケ−ブル線を好まないとき:
c. 非常に正確に測って非常に小さなスペ−スに、装着の穴をドリルで開けることをいとわないとき.
ヤエスFT−101の信号:
BFO信号(3.1793MHz)はおよそ3Vp−p信号で、2つの場所のいずれかで、捕らえられます。信号は1184A基板の6ピンに現れ、短い同軸ケ−ブルで1183A基板の5ピンに伝えられます。どちらの基板にも都合の良いシ−ルド線を接続するためのア−スピンがあります、
しかし1183A基板の方が、小さなハンダゴテでも、とどき易いのです。
新しいケ−ブル線(あるいは小さな同軸ケ−ブル、どちらでもあなたが選んだもの)を裏面のパネルから選ばれた基板の周辺へ通した後で、ケ−ブル線の心線に0.01の円形セラミックコンデンサ−をハンダ付けして下さい。それから、このコンデンサ−のもう一端のリ−ド線を、基板の縁のコンネクタ−の選ばれたピンにハンダ付けし、シ−ルド線をへりのコンネクタ−のもっとも近いア−ス・ピンにハンダ付けして下さい。
局発信号(表示される周波数よりおよそ6MHz高いもの、また、36MHzに対しては、8MHz高い)は3Vp−pです。(1181A基板の上部のへり近くの測定ポイントで得られる)。
.ここに、2つのケ−ブル線の引き方があります。第一番目のオプションは、トランシ−バ−前部へ裏面のパネルから、ケ−ブル線を引き出してくることです。同調ダイアルのあたりの穴の開いているところにもってくることです。これら穴の開いている部分を利用してシャ−シの上部へ線を通して下さい。リグの前部通常の操作位置からFT−101を見て、このケ−ブル線を同調シャフトの上から、シャ−シの右に通して下さい。
0.01の円板型のセラミック・コンデンサ−を、心線に、小さなア−スラグをシ−ルド線にハンダづけしてください。コンデンサ−・リ−ド線のもう一端を1181A基板の上端のテスト・ポントにハンダづけし、ア−ス・ラグを近くのコントロ−ル基板の取り付けナットとロック。ワッシャ−
の下に取り付けなさい。
注意:この取り付け方法は、へりのコンネクタ−から基板を取り外すために、ア−ス・ラグの接続をはずすということになります。
もう一つの取り付け方法は、テスト・ポントと未使用の15ピンの間、基板上にブロッキングコンデンサ−(0.01円形セラミック)を取り付けることです。こうすると1181A基板を容易に取り外すことが出来ます。しかし、これには非常に混みいった場所で1181A基板への縁のコンネクタ−に同軸線をハンダ付けしなければなりません。この取り付け方法では、ケ−ブル線は、シャ−シの下側にとどまり、15ピンにハンダ付けされ、シ−ルド線は1181A基板の縁のコンネクタ−の18ピンにハンダ付けされます。
VFO信号(およそ9MHz)は1180A基板の11ピンで得られる約1Vp−pの信号です。シャ−シの裏面からケ−ブル線を通して、心線に0.01の円形のセラミックコンデンサ−をハンダづけして下さい。コンデンサ−のもう一方のリ−ド線を1180A基板の11ピンに、シ−ルド線を10ピンにハンダづけして下さい。
(VFO信号はリモ−トVFOアダプタ−(GT8本足)プラグにも現れます。B機では、機械がウオ−ムアップするまで、しばらくの間誤動作の原因となる少し汚い信号となります。これはこの機種特有のことであるかもしれません)
プリント基板部品実装面です。黒色は銅色(実際は銀色)です。

1) 7個のガラス製ダイオ−ドを取り付けることから始めて下さい。ダイオ−ド
本体のすぐ近いところでリ−ド線を曲げないで下さい、さもないとガラスを割って
しまいます。リ−ド線の間隔は0.4インチ(約1cm)とします。上に示すように極性
(マ−クによって)を守って下さい。
2) 4個の1kオ−ム抵抗と1個の33kオ−ム抵抗を取り付けなさい。

3) 5個のICソケットを取り付けなさい。

4) 9個の0.1ufdのコンデンサ−を取り付けなさい。

5) 10ufdの電解コンデンサ−、78L05、22pfのコンデンサ−を取り付けなさい。
もしも2個の10kオ−ムのトリマ−が添付されておれば、取り付けなさい。
これら、トリマ−は、特定の無線機用にプログラムされたマイクロ・プロセッサ−を用いた機種には、添付されておりません。
.
6) 14ピン・オスの四角形ポスト・ヘッダ−を取り付けて下さい。

7) プリント基板裏面(ハンダ付けする側)にコントラスト調整用トリマ−(10Kオ−ム・トリマ−)、トリマ−コンデンサ−、水晶発振子を取り付けて下さい。水晶発振子は、金属製のケ−スが、印刷回路をショ−トしないように、必ずプリント基板から少し離して下さい。
注意深く、水晶発振子のリ−ド線を部品実装面にハンダずけして下さい。ハンダで、ア−ス面とつないでしまうことはよくあります。ア−ス面との接触を、オ−ム計でチェックして下さい。ハンダ取り(ソルダ−ウイック)で余分なハンダを取り除いて下さい。
図のように、4ピンのオス・ヘッダ−を取り付けて下さい。再び、ハンダ・ブリッジがア−スとの間に出来ないようにして、プリント基板の一番上の部分に取り付けて下さい。ア−スとショ−トしていないか確かめるために、コントラスト・コントロ−ルトリマ−の反対側の二つのピンをチェックして下さい。コントラスト・コントロ−ルトリマ−にもっとも近い二つのピンはア−スであるはずです。

DFD2 Interface Instructions/DFD−2 インタ−フエイス 説明書

可変IFタイプ用
DFD−2は、可変IFの前段にクリスタルコンバ−タ−をおくタイプの無線機用です。高い周波数の発振器(HFO)、可変周波数発振器(VFO)、そしてビ−ト周波数発振器(BFO)(=接続するしないは自由)と接続します。
本器は、RF信号のキャリヤ−周波数を計算します。RF
= HFO +/- VFO +/- BFO. AMモ−ドでは、BFOはゼロとなるはずで、RF
= HFO +/- VFO +/- IF を表示します。その場合に、IF周波数は、オフセット(加算/減算)トリマ−ボリュ−ム、つまり記憶された値によって設定されます。
すべての入力は、下に示された過度電流防止のインタ−フェイス回路によって保護されます。これは、貴方の無線機のバンド切り替え時に
起こる過度電流を止めるためのものです。
入力制限インピ−ダンスZt (=キット部品の中に含まれておりません)
(本文参照)必要があれば、信号を減衰させるために、プリント基板の
裏面で、からげハンダして下さい。
この回路に入力サイン波をクリップさせることは、良くないかも知れません。信号の元のインピ−ダンスによっては、この回路はサイン波を歪ませて、スプリアス・周波数を生じることがあります。
入力信号を減衰させるために、(プリント基板裏面で)ダイオ−ドと並列に抵抗をからげてハンダして下さい。1Kオ−ムの入力抵抗とともに、電圧分割器として下さい。
A点での電圧レベルは、2Vp−p以下に制限して下さい。
