TV−2 真空管試験器の操作方法:
TV−2による測定方法 Q&A:TV-2についてよくある質問/ TV−2 Stabilizer球の測定方法 

 今までに、真空管試験器TV−2A/Uを2台、TV−2C/Uを2台、そして修理用として利用するTV−2A/Uを一台輸入して操作した経験があります。TV−7*/*シリ−ズの機械操作よりも、調整箇所が多く、見た目には、メ−タ−が数多く、また美しくて目を楽しませてくれますが、どのように操作するのかについては、若干TV−7とは、違ったところがあります。
従って、それについて、ここに説明をこころ見たいと思います。








TV−2による測定方法

TV−2のデ−タ−(KT88):

           RANGE    METER SETTING
tube type test function selectors filament bias Plate
Screen
GM.
SIG
Plate Bias Screen SIG.
VR
SHUNT Press Min
KT88 GM T 27534 81 6.3 50 G B 250 25 250 RL 54 P4 63

注:TV−2の略号 (RL=Red Line)SIG.VRメ−タ−の赤い線を指します。
  CCW= Counter Clockwise(=時計反対方向に一杯回す)
  CW= Clockwise (=時計方向に一杯回す)   


例えば、KT88を測定するとしましょう。

1  functionは Test に合わせます。 (Short Test のやりかたはTV−7と同じ)
2  selectors の数字を合わせます( TV−7のときと同じ )
   これで、各部の設定は、ほぼ合っていますが、微調整は、後にメ−タ−を見ながらやります。
3  フィラメント電圧は、メ−タ−を見ながらやります。
4  bias switchで、レンジを50mAにセット。
5  Plate Screen スイッチをGにします。
6  GM Signal は B にセットします。
7  つぎに、Meter setting で、settingに示された値に合わせます。
   (最初の selectorsによる設定で、ほぼ、下の値にあっているはずですが、微調整をメ−タ−を見ながらします)

   Plate 250V  ( Range での設定は、メ−タ−のスケ−ルの設定です。たとえば、テスタ−で「1000V」まで測定とい   うのと同じ)   
   Bias   25mA     Screen 250V  SG.VR  Red Line (赤いマ−ク)まで、(赤いマ−ク以上に
   すると、Quality Meter を壊してしまいます)
   (メ−タ−0−Adjustは右上の可変ボリュ−ムで行うこと)
   Shunt   61

8  Shunt まで合わせたら、指示どおりに、P4のスイッチを下に押し下げて下さい。

9  Quality Meter で、パ−センテ−ジを読み、被測定真空管の良否を判定します。

以上です。
        
注意事項:7のSG.VR の調整には、特にご注意下さい。RLを超えた位置に、settingすると、
       Quality Meterの針を曲げてしまうことになり、TV−7の場合と同じく、密封式の
       TV−2のメ−タ−は、修理不能です。
       小生は、一度これをやりました。しかし、あきらめていたが、車でよそに移動中に、ゆれた故か、自然に治りました。
       TV−7/TV−2のメ−タ−を壊してしまった方は、仕方がありませんので、修理方法または、取り替え用
       のメ−タ−を斡旋しますから、JA3KEVまで、ご連絡下さい。 Email:Cfaax409@jtw.zaq.ne.jp 
      
Q&A:TV−2について、よくある質問:

次に、「デ−タ−」内の略号についてです。
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> ところでロールチャートを見ていて分からない箇所があるのですが
>
> @NOTE欄の「Eye Closed、Eye Open」の意味。
  これは、TV−7の場合でも同じで、
  Magic Eye (6E5)などで、目が閉じたり、開いたりしますが
  あれの事です。
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> ABIASメーター設定欄の「CCW」の意味。
  CCW= Counter Clockwise の略です。つまり、「時計反
対方向に回しきる」

  CW=  Clockwise 「時計方向に回しきる」です。 
   
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> BSCREENメーター設定欄が空欄の時、SCREENメーターの指示値は無
> 視?
   
   これは、結局、三極管などで、Screenのない球の場合です。
   無視するという事は、その電極がないから、設定値はないわけですから
   0でも、なんでもよいということでしょう。
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>手持ちのTV−7では、正常な「球」をTV−2で測定して、正しい設定をしているのに、規定値が示されないのです。
  どうしたら、よいでしょうか?

TV−7の測定値とTV−2の測定値が合わないということがあります。

TV−2では、すべての電圧や電流を「規定のもの」に合わせますので、機械が悪いからということは、ないと思いますが
4月に2台輸入したTV−2では、そのようなことはありませんでした。
従って、たいした「故障」ではないが、どこか、内部の調整が必要かもしれません。とくにメ−タ−ブリッジ回路など....

ただ、メ−タ−の読みは、右の一番上のGM CENTERING control の「較正」について、MANUALには;
With GM-SIGNAL RANGE switch in position F and the quality SHUNT control set in accordance with tube
test data, permits zero calibration of the PERCENT QUALITY meter for transconductance (GM) test.
とありますので、一応、この操作で「較正」したら よいと思われます。
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(日本語訳) GM−SIGNAL RANGE スイッチをF、SHUNTをテストデ−タ−に従って設定したら、GM テストのために、
パ−セント・クオリテ−メ−タ−のゼロ較正出来ます。
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上記調整操作には、注意が必要ですので、自己責任にて、やって見て下さい。通常、TV−2では、較正は必要がないと云われています。
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なお、上記 quality SHUNT control set 操作によって、正常な「測定」が出来なかったTV−2が正しく測定できるようになった
との報告を頂いています。
2002/05/22

TV−2 Stabilizer 球の測定方法:

TV−2における「Stabilizer」球の測定方法は、TV−7などとは少し違っていて、ワンタッチでは
測定できないようです。

0A2 VR VR 00 001 70 OFF 5 G F 30MA 0 --FS 25 P5 126 Max  . Max diff ---4.5.
0A2 VR VR 00 001 70 OFF 5 H F 5MA 0 ---FS 25 P5 105 Min.    Max diff ---4.5.

ただ、こちらには、OA2を持っていないので、検査して、比較は出来ませんが、
「英文」の取り説では、このように「書いています」p.28−29

24.Use the following procedure---- their safety positions ( par.15d)

e. SIGNAL-VR. と BIASを「時計反対方向」に合わせる。
f.Test P5 スイッチを押して保持する。
g.P5スイッチを「操作位置に」押さえたままで、SIGNAL−VR、PLAT
E、SCREEN の微調整  をして、PLATE meter の50MAの目盛りが、真空管試験デ−タ−
のロ−ル・チャ−トに明記されたように、真空管を流れる最小限の負荷を示すようにしなさい。
Percent Quality の読みに注目しなさい。

h.PRESS TO TEST P5 スイッチを「操作位置に」押さえたまま
で、SIGNAL−V.R 微調整をして、PLATE meter の50MAの目盛りが、真空管試験デ−タ−
  のロ−ル・チャ−トに明記されたように、最大限の負荷を示すようにしなさい。Percent Quality の読  みに注目しなさい。
i. Percent Quality meter で読みとられた真空管を通し
て流れる最大負荷電流と最小負荷電流の間の違いを取って、その球の安定能力決定して下さい。

  もしも、2っの読みの間の相違が真空管試験デ−タ−.ロ−ル・チャ−トに示さ
れた最大相違よりも大きければ、その球は廃棄して下さい。

注意:Qualityメ−タ−のSHUNTの50という設定が、多くの電圧安定管に明記されています。
   そのように、明記されている場合は、PERCENT QUALITY メ−タ−の読みは検査中の球における電圧降下を直接示します。
    PERCENT QUALITY メ−タ−で読まれた最小負荷電流 と 
最大負荷電流の間の相違は、Voltsで表すその球の安定能力と等しいのです。
j. 検査が終了したら、ON−OFF の電源パワ−スイッチ、をOFFに設定
し、テストソケットから検査中の球を取り除き、全てのスイッチとコントロ−ルを
  安全位置に戻して下さい。
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以上、Instruction Manualの「翻訳」です。