演歌 IN ENGLISH:
もう10年も前になりますが、シ−ゲル梶原さんが歌うEnka in
Englishを、英語の現職研修会で聞かせてもらいました。
受験英語一点ばり」の日本の英語教育には、あきたらず、学生時代から、ESSに入ったり、実用英語検定1級や、運輸省の「通訳検定」国家試験に挑戦したり、また英語の「BIBLE CLASSに通って、神戸のミカエル大聖堂で洗礼を受けたりともっぱらの英語屋の私は、梶原さんの「英語演歌」には、惚れ込んでしまいました。
梶原さんのことは、そのころは、まったく存じませんでした。その頃は、インタ−ネットなどは、まったくない時代ですから、梶原さんの「上手な英語発音」と歌いぶりから、おそらくは、日系アメリカ人では、ないのか」そして、歌詞の英語の上手な訳し方にも感心してしまった」ものでした。
40代に高校教師は、退職して、現在は「学習塾」の経営をしていますが、昔の「カセット・テ−プ」で梶原さんの演歌の数々を、歌詞カ−ドなしで、聞き取れるかどうか」を仕事の行き来で、自動車運転中に聞いていますが、これほど「楽しく」聴解力をつけてくれるものもありません。
インタ−ネットでは、梶原さんのホ−ムぺ−ジがあり、その中で、「舟歌」の英語について、著書「」からの引用として、逐一、歌詞の訳語について、解説されています。
*梶原しげる公式ホ−ムペ−ジ
*イングリッシュ演歌を覚えていますか?
梶原さんの「英訳」について、文法的ではない」と文句をつけている人もいますが、「受験英語」の参考書ではなく、「芸術であり、芸能である」という観点から見るべきものと、考えます。
英国の詩人の書いた英詩が、文法的でしょうか?
文法的に、主語と動詞の「数の一致」が完ぺき」でしょうか?
そういうものを越えて、梶原しげるさんの英訳された「演歌」は、すでに翻訳というものを越えて、一種独特な「英語演歌の世界」というものを
作り出した」のではないか」と思います。彼の歌を、聞いていると、「心が踊り」「心が泣きます」そして、在日の外国人にも試して見て、やはり同じ「音楽的感動」を呼び起こす「魔力」を梶原しげるさんは、作出したのです。
日本の「英語人口」は少ない、ただ、一過的に、「英語演歌」を覚えてすぐに忘れてしまう人も多いかもしれないけれども、日本の歌謡界シ−ンに「英語の演歌」というものを投入した梶原さんの功績は、不朽のものであり、現在ある30曲に加えて、さらなるご活躍を、ファンの一人として、大いに期待したいものであります。
文責= PHILIP/元公立高校英語教員