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エカワ珈琲店は、60歳と51歳の夫婦2人だけで営む、零細生業のコーヒー豆屋です。
しかし、販売しているコーヒー豆の品質は、一流と呼ばれるコーヒー屋さんに、勝るとも劣りません。
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エカワ珈琲店流ドリップコーヒー
 

用意するもの(4杯分の場合)
 
ドリッパー(2〜4杯用)
サーバー(できれば、目盛付き)
コーヒーポット(できれば、細口)
コーヒーの粉/中粗挽き、約30グラム
お湯/500cc
 

その1
 
ペーパーフィルターの端、シールの部分を、図のように交互に折って、ドリッパーにペーパーの底の部分を押し付けるようにピッタリとセットします。
 
 

その2
 
コーヒーの粉を、メジャースプーンに2杯半〜3杯(約30g)くらい、ペーパーフィルターにいれます。
粉は平らになるように、振ってならします。
平らになったら、真中に指で少しくぼみをつくっておくと、注湯の目安になります。
 
写真制作中
 

その3
 
蒸らしです。
沸騰したお湯を、ほんの少しだけさましてから、指でくぼみをつくった部分に、少しずつゆっくりと湯を注ぎます。
注ぐ湯の量は、粉が満遍なく濡れる程度です。
 
  

その4
 
蒸らしの続き。
お湯を吸った粉は、むくむくと膨らみます。
膨らまない粉は、古くなった粉です。
次に、コーヒーの滴(しずく)が、ポトポトとサーバーに落ちてきます。
この『蒸らし』の時間の長い短いによって、香味が変化します。
 
  

その5
 
膨れ上がった粉の真中に、小さな円を描くような気持ちで、そして、湯を置くような気持ちで注湯していきます。
注湯の量は、徐々に増やしていきます。
ゆっくりと、少しずつ注げば濃いコーヒーになって、あまり時間をかけずに、注ぐ湯の量を多くすれば薄いコーヒーになります。
  

その6
 
普通のお湯の注ぎ方です。
泡が、自然に膨らむ速度に合わせて、無理なくお湯を注ぎます。
泡の表面に、切れ目が出ないように注意してください。
 
  

その7
 
ドリッパーの下のサーバーに、杯数分のコーヒー液が溜まれば、抽出終了です。
サーバーの上からドリッパーを取り除いて、それ以上、コーヒー液がサーバーに落ちないように処置します。
 
  
 
もう一度、文章だけで説明します。
 
☆ペーパーフィルター(紙フィルター)をセットします
ペーパーフィルターの底部のシール部分を、上に折り曲げます。
次に側部のシール部分を内側に、底部のシール部分の折り曲げ方とは反対方向に折り曲げます。
そして、ドリッパーにピッタリとはめ込みます。
ペーパーフィルターの内側から、底部をドリッパーに押しつけます。
 
☆コーヒー豆を粉砕します
コーヒー豆は、できれば『やや粗め』に挽いてください。
コーヒー豆を細かく砕くと、抽出不良になってしまったり、コーヒー浸出液の成分に偏りが発生したりします。
細かく砕くと、コーヒー浸出液が濃くなったりします。
普通なら抽出されないような成分が、偏りのために多量に抽出されてしまうからです。
 
☆ペーパーフィルターにコーヒーの粉をセットします
ペーパーフィルターに、コーヒーの粉を詰めます。
一杯だけ淹れる場合は、メジャースプーンに大盛1杯半から2杯弱くらい(12〜15g)のコーヒーの粉を使用します。
しかし、2杯分を淹れる時は、メジャースプーンにすりきれ2杯(約16g)くらい、3杯分を淹れる時は、メジャースプーンに2杯半(約20g)くらいと、たくさんの杯数分を淹れるに従って、必要なコーヒーの粉の量の比率が少なくなっていきます。
 
☆コーヒーの粉を『蒸らし』ます
一度沸騰させてから少し冷ました熱いお湯を、コーヒーの粉全体が濡れる(湿る)程度に注ぎます。
コーヒー粉の表面の真ん中に、指でくぼみをつけておくと、お湯を注ぎやすくなります。
お湯の量は、全体の粉が濡れて、ドリッパーからサーバーに少しだけコーヒー浸出液が落ちてくる程度が理想的です。
『蒸らし』によって、粉全体が膨張します。
お湯を注ぎ終わった後は、その膨張がある程度収まるまで、そのままにしておきます。
 
☆お湯を注いで、コーヒー抽出液をろ過します
『蒸らし』による粉の膨張が落ち着いたら、お湯を注ぎはじめます。
くぼみを付けたところを中心に、円を描くようにお湯を注ぐというのが基本です。
しかし、なかなか難しいので、注ぐ湯が1箇所に集中しないように、ポットの口先を少しずつ動かしながら、お湯を注げば良いと思います。
 
☆予定量のコーヒーを淹れれば、出来上がり
コーヒー(浸出液)の濃淡は、コーヒーの粉の量を調整するか、コーヒーの粉に注ぐお湯の量・速度を調整すれば、思うように制御できます。