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(故)鎌田武司さんのページ「意思伝達装置のスイッチ」
私のスイッチ(キネックス)の紹介。

平成7年4月に日本ALS協会近畿ブロックから、MSXパソコンを借り練習を始める。

意思を伝えられるのと、伝わらないでは、大きく生活環境が変わってきますので、必至に練習しました。

日常生活用具意思伝達装置を申請する為に、近畿ブロックの西村さんに相談してパソコンはパワーマッキントッシュ6200に選択する。

 和歌山市福祉課に平成7年7月に意思伝達装置の申請しました。申請の時に意思伝達が出来ないので、生活するのに不便だから早くして下さいと、福祉課にお願いしました。(申請する時は急いでもらうように頼むと早い)

平成7年11月に許可がおりて、12月7日にパソコンがきました。(12月11日にセット)

 

【 パワーマック6200 】    【 光センサースイッチ 】

 

【パソコン歴】平成8年8月〜

【機種】Power Mac 6200 KT 7.5.5

【スイッチ、 Ke:nx】光センサー(左手親指)スキャン入力

【ファイル】イージーブリッジ,クラリスワークス4.0,その他

【FAX】MacComCenter

【インターネット】平成10年7月に接続。

 
【平成12年10月25日に2台目のマック】

  OS 9.04  

機種:.Power Mac G4 400MHz/64MB/20GB/DVD-ROM/1000-T/56K

ディスプレイ:Apple Studio Display 17inch (CRT)

メモリー増設 :196MBを増設 合計256MBにする。

『 MyTV/FM / EPSON プリンター PM-820C / EPSONスキャナー GT7600U 』

パソコンを見るのも初めてで、短い時間の説明で何が何だか分からなかった。まだ、少し声が出る間に練習しておこうと思いましたが、練習する間もなく、12月12日に入院したので、平成8年8月まで、日本ALS協会近畿ブロックで借りていた(MSXパソコン)を使用していました。

入院中はスイッチに慣れ、長時間打てるようにと思い、病院で先生に身体の状態を書き始めました。2〜3行の文章を打つのにも時間が掛かり疲れましたが、声を完全に失うとコミュニケーションが取れなくなると大変だと思い必至に打ち続けました。

今では、一日中打ち続けても余り疲れません。

 

# 病状が進行して、息苦しい時、痛い時は、「痛い、苦しい」とワープロで、思うがままに打ち続け自分の意思を「先生、看護婦さん」に伝えるだけで、痛みや苦しみが半減します、この時ほど意思を伝えられる有難さを感じた事がありませんでした。

 

● スイッチに慣れておくのも重要な事です。

 

意思伝達装置購入(総額55万7千円)

★ 意思伝達装置(補助金額50万円))

負担額57,000円。

8月18日に使えるようにセットしてもらい、練習を始めました。

入院中にスイッチが決まっていたので、練習はスムーズに進みワープロを打つのは、すぐにマスターしました。

ワープロ/ゲームをしていましたが、三田市の西尾さんが、近畿ブロックの会報にコミュニケーションソフトの紹介投稿文を見て、是非、取り入れたいと思い連絡して教えてもらいました。

◎ パソコンを使いこなすには、家の近くでパソコンをサポートしてくれる人を探しておかないと、自分一人では、とても無理です。私のように超初心者には、絶対に必要です。

約1年でキネックスをマスターして、スキャンセットアップ作成。自分で使いやすいように作れますので、すごく便利になりました。

コミュニケーションソフトのお陰で、自由自在意思を伝えられるように工夫しました。声の入力はマイクを使って入力。

※ よく使うスキャンを紹介します。
【ひらがなスキャン】

【操作スキャン】

<マーカーを使って動作設定、一部紹介>

【ゴミ箱】動作の説明:『捨てるフォルダーをドラッグして、ゴミ箱をスキャンすると、ゴミ箱に捨ててマウスは左上に移動』

動作設定:<マーカー>9<ボタンをはなす><待機><マウスを左上へ>

KX】動作設定:<マーカー>7<ダブルクリック><待機>2<マーカー>6<ダブルクリック><待機>2<ダブルクリック>

HD】動作設定:<マーカー>7<ダブルクリック><待機>2<マウスを下へ><マウスを左へ><ダブルクリック>

【ML】動作設定:<マーカー>3<ダブルクリック>

【コミュニケーション】

            【吸引スキャン】

       

《音声と文字を入力しています》

スイッチ

音声入力

文字入力

ノド

喉吸引

喉を吸引して下さい

口吸引

口を吸引して下さい

ホース

ホース吸引

ホースから吸引して

吸引

ホース/喉/口吸引

ホース/のど/口の順番に吸引して下さい

ブランチ[hiragana]へ

★ コミュニケーションで重要な用事の文字は消えないようにしています。

【コミュニケーションスイッチ】

【音声】カフ圧のチェックをして下さい。

【文字入力】カフ圧チェック(7.0)です。

【動作設定】kahu<スペースバー><ブランチを指定>Hiragana :

『kahu は短縮文字で辞書入力しています』

 あまり重要でない文章は、3〜5秒すると消えるように動作設定してます。

【コミュニケーションスイッチ】

【音声】虫がいる。

【文字表示】虫が飛んでいる、アースで退治。

【動作設定】musigatonndeiru,a-sudetaizi<スペースバー><待機>5<clearキー>

『5秒間文章が表示して消えます』

 短縮文字を使って辞書登録しておくと便利です。

【コミュニケーションスイッチ】

【音声】はじめまして

【辞書登録】短縮文字(こは)

【動作設定】koha<スペースバー> (一発変換)

【文字変換】こんにちは!!初めまして、和中 勝三です、宜しくお願いします。

【音声入力】私のパワーマックは、マイクが内蔵されていませんので、外部マイクを使って入力しています、入力時間は6秒間録音できますから、簡単な挨拶文入力可能です。家族や知人の声を聴くのも暖かい感じがしていいですよ。

 

Ke:nxをマスターしたお陰で、コミュニケーションは早く正確に伝えられ、今の所、不自由してません。

 

 我家では、文字盤と口で「あかさたな、、、、」を使って意思伝達方法した事が有りません、自慢じゃないけど下手です。

まだ、話せる時からワープロを使っている為です。今後パソコンが使えなくなった時の事も考えなければと思っています。

● 家族には、瞬きと口の動きを使って、寝ている時の用事は不自由なく伝えられますので、夜の間はパソコンのスイッチを外しています。

夜のコールは右足でフットスイッチを押して呼びます。

【瞬き/口/アゴの動きでの意思伝達方法は、訪問看護のページで紹介】

 

Ke:nxは、自分に合ったスイッチが作れますし、動作設定の組み合わせで、いろんな動きがさせますので重宝しています。特にマウスの移動が楽になり、フォルダー/ファイルを開くのが早くて便利になりました。

お気に入りのスキャンセットアップが出来上がりご機嫌です。

 

私は、パソコンに縁がなく、ALSになって話せなくなる事を知って、初めて興味を持ちました。ワープロだったら、何とか意思を伝えられるだろうと思って始めました。進行に連れ失われていく筋力は想像以上で、スイッチを押す指が思うように動きませんでした。スイッチを押す力はあっても緊張すると痙攣したりしますので、なかなか思うようにタイミングが取れません。

パソコンを使いこなすには、やる気さえあれば誰にでも可能です。毎日、諦めずに練習する事と、根気よくサポートしてくれる人を見付ける事が必要です。

苦手にしていたパソコンですが、意思伝達の為に仕方なく初めましたが、私はサポートしてくれる人に恵まれ、困ったときに駆け付けてくれる人が2名います。お蔭様でスムーズに上達でき喜んでいます。

パソコン用語も少し分かってきますと面白くなり、インターネット出来るようになると、ますます面白くなり、パソコンおたくになりそうです。

【現在の活用方法】

診療所へ、薬の注文/その他の備品/身体の状態をファックスで、訪問の日に送ります。「和歌山市南保健センター」/「和歌山市福祉協議会」への連絡や、ファックス使用の患者さんとも通信しています。

電子メールとファックス通信が出来るようになってからは、同病者の友人も増えて、幅広いお付き合いが出来ますので、充実した療養生活を過ごしています。意思伝達装置の有難さをしみじみ感じています。

意思が自由に伝えられる事で、人間らしく生きられ満足しています。

 

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