グラフ
出題頻度の高い分野であるが,参考書でも最後に出てくるので,学習しない人が多い。
グラフの種類が多いのも敬遠されるのであろう。また,数行の問で解答をさせるの
に,なじむかどうかも問題があるが,クレバー方式が発揮する分野である。
よく出題されるグラフのみを挙げている。これ以外のグラフが出た場合でも消去法
で解けると思われる。
時間的推移(時系列変動)をみるグラフ
(クレバー方式で憶える)
| 棒グラフとくれば 時間的推移(時系列変動)・大小比較 |
(イメージから憶える)


名のとおり,棒グラフを積み上げています。
よって,総量と内訳がわかります。
(イメージから憶える)

名のとおり,1つの項目に複数の棒グラフを対応させています。
内訳・構成比・比率をみるグラフ
(クレバー方式で憶える)
| 円グラフとくれば 内訳・構成比・比率 |
(イメージから憶える)

(クレバー方式で憶える)
| 帯グラフとくれば 内訳・構成比・比率 |
(イメージから憶える)

分布状況をみるグラフ
(クレバー方式で憶える)
| 分布図とくれば 分布状況 |
(イメージから憶える)

相関関係をみるグラフ
(クレバー方式で憶える)
| 散布図とくれば 2項目間の相関関係 |
(イメージから憶える)

複数項目間のバランスをみるグラフ
(クレバー方式で憶える)
| レーダチャートとくれば 複数項目間のバランス |
(イメージから憶える)

(実体験から憶える)
蜘蛛の巣のようなグラフです。
高校野球で,打力,守備力,機動力などの複数項目のバランスをみて戦力分析して
いるのをみかけます。
日本のコンピュータ市場の規模(過去と予想)をまとめた表がある。年度ごとの合計
の市場の規模とその内訳の推移を見たいとき,グラフとして最も適切なものはどれ
か。 (初級シスアド H11 秋 問77)
ア 円グラフ イ 散布図
ウ 積み上げ棒グラフ エ レーダチャート
【解答】 ウ
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| 棒グラフとくれば 時間的推移(時系列変動)・大小比較 |
年度ごとなので時間的推移をみたい。
しかも,過去と予想の内訳なので,積み上げ棒グラフがよい。
ア 内訳・構成比・比率をみる。
イ 分布状況をみる。
ウ 複数項目間のバランスをみる。
数値データを表現する際に使用する各種グラフの使い方に関する説明のうち,適切
なものはどれか。
(初級シスアド H12 春 問78)
ア 企業の財務評価などで,複数の特性間のバランスを把握するために,円グラフ
を使用する。
イ 商品価格の最高値と最安値など,ある期間内に幅のある数値を時系列で表現す
るために,浮動棒グラフを使用する。
ウ 全支社の商品ごとの売上高比較など,一つの項目に複数のデータを対応させる
ために,積上げ棒グラフを使用する。
エ 年度ごとの売上高の内訳の推移など,構成要素の内訳を比率で比較するために,
複合棒グラフを使用する。
【解答】 イ
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| 棒グラフとくれば 時間的推移(時系列変動)・大小比較 |
ア 複数の特性間のバランス→レーダチャートが適している。
ウ 1つの項目に複数のデータを対応させる→複合棒グラフが適している。
エ 内訳→円グラフが適している。
経営環境の変化に対する各企業の対応方法の推移を把握するために,過去5年間の
取組状況と今後5年間の取組方針についてアンケートを実施し,その結果を表にま
とめた。この表のビジュアル表現(グラフ又は図解)として,適切なものはどれか。
(初級シスアド H12 秋 問78)
| 項番 | 項目 | 過去5年間 | 今後5年間 |
| 1 | 社内の業務革命による合理化・効率化 | 65.6 | 48.6 |
| 2 | 経営資源の集中(本業への集中など) | 26.2 | 39.9 |
| 3 | 情報システムの構築・強化 | 53.9 | 39.2 |
| 4 | 情報収集・マーケティング力の強化 | 25.2 | 37.7 |
| 5 | 実績主義(裁量労働制など)の導入・強化 | 15.0 | 32.9 |
| 6 | 新技術の導入,研究開発力の強化 | 28.0 | 29.9 |
| 7 | アウトソーシングの推進 | 15.2 | 29.2 |
ア 層グラフ イ 二重円グラフ
ウ 複合棒グラフ エ ポートフォリオ図
【解答】 ウ
【解説】
7項目別に2つの要素(過去5年間・今後5年間)を比較したいのであるから,複
合棒グラフが適している。
炭水化物,脂肪,たんぱく質など複数の栄養成分の構成比を比較するのに,最も適
している図式はどれか。 (初級シスアド H11 秋 問9)
ア 円グラフ イ 折れ線グラフ
ウ 三次元棒グラフ エ レーダチャート
【解答】 ア
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| 円グラフとくれば 内訳・構成比・比率 |
イ 時間的推移をみる。
ウ 時間的推移をみる。
エ 複数項目間のバランスをみる。
これと間違った人が多かったようである。構成比は円グラフである。
次の表は,ある年度の国内におけるパソコンのメーカ別出荷状況をまとめたもので
ある。構成比をグラフとして表すとき,適切なものはどれか。
(初級シスアド H9 秋 問77)
| メーカ順位 | 出荷台数 | 構成比 |
| 1.A社 | 681,122 | 16.7% |
| 2.B社 | 619,779 | 15.2% |
| 3.C社 | 561,582 | 13.8% |
| 4.D社 | 481,059 | 11.8% |
| 5.E社 | 455,265 | 11.2% |
| 6.F社 | 374,456 | 9.2% |
| 7.G社 | 365,658 | 9.0% |
| その他 | 532,515 | 13.1% |
| 合計 | 4,071,436 | 100.0% |
ア 円グラフ イ 折れ線グラフ ウ 散布図 エ レーダチャート
【解答】 ア
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| 円グラフとくれば 内訳・構成比・比率 |
イ 時間的推移をみる。
ウ 分布状況をみる。
エ 複数項目間のバランスをみる。
抵当証券,国債,株式といった投資対象について,利回り,期間及び価格変動を総
合的に比較するのに,最も適している図式はどれか。(初級シスアド 春 問77)
ア 円グラフ イ 帯グラフ ウ 棒グラフ エ レーダチャート
【解答】 エ
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| レーダチャートとくれば 複数項目間のバランス |
総合的に→複数項目間のバランスをみる。
ア 内訳・構成比・比率をみる。
イ 内訳・構成比・比率をみる。
ウ 時間的推移をみる。
表現の目的とそれに適するグラフの組合せのうち,適切なものはどれか。
(初級シスアド H10 秋 問80)
| 表現の目的 | グラフ | |
| ア | 各社の市場占有率を表現する | Zグラフ |
| イ | 作業の日程計画を立て,その進み具合を表現する | ポートフォリオ図 |
| ウ | 新製品の市場におけるポジショニングを表現する | 折れ線グラフ |
| エ | 複数の評価項目で機種ごとの特徴を表現する | レーダチャート |
【解答】 エ
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| レーダチャートとくれば 複数項目間のバランス |
複数の評価項目→複数項目間のバランスをみる。
ア 占有率→割合→円グラフが適切である。
イ 日程計画→進捗(しんちょく)→ガントチャートが適切である。
ウ ポジショニング→ポートフォリオ図が適切である。
レーザチャートの用途の説明として,適切なものはどれか。
(初級シスアド H12 秋 問76)
ア 互いに関連のある二つの項目を縦軸と横軸にとって,相互に比較した
い対象をプロットし,対象物の分布状況を見るときに使う。
イ 複数の項目間の相関関係を見るときに使う。
ウ 複数の項目間のバランスを見るときに使う。
エ 複数の項目の時系列的な推移を見るときに使う。
【解答】 ウ
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| レーダチャートとくれば 複数項目間のバランス |
グラフの使い方に関する記述のうち,適切なものはどれか。
(初級シスアド H12 秋 問77)
ア 各事業の利益構成比を表現するのに折れ線グラフを使う。
イ 各社の収益性,安全性及び生産性の特徴を表現するのに円グラフを使う。
ウ 過去3年間の売上推移を表現するのにレーダチャートを使う。
エ 最寄駅の乗降数と来店客数の相関関係を表現するのに散布図を使う。
【解答】 エ
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| 散布図とくれば 2項目間の相関関係 |
最寄駅の乗降数と来店客数の相関関係→2項目間の相関関係→散布図
ア 各事業の利益構成比→構成比→円グラフが適している。
イ 各社の収益性,安全性及び生産性の特徴→複数項目間のバランス→
レーダチャートが適している。
ウ 過去3年間の売上推移→時間的推移→折れ線グラフ
次のデータをグラフ表示するとき,データとグラフの組合せを説明した文として,
適切なものはどれか。 (初級シスアド H9 秋 問78)
(データの種類)
A 一企業の売上高と経常利益額の年ごとの変化
B CPUなどに使用されるLSI内のトランジスタ数の年ごとの変化
C コンビニエンスチェーンストアにおける店舗ごとの売場面積と売上高の関係
D 平均株価の月ごとの変化
ア Aについては,通常二つの額の間に数倍から数十倍の開きがあるので,目盛り
の幅を大きい方に合わせて折れ線グラフで表すことにした。
イ Bについては年々指数関数的に増加してきたので,Y軸が指数スケールの折れ
線グラフで表すことにした。
ウ Cについては,相互関係を見たいことが目的であるので,散布図を用いて表す
ことにした。
エ Dについては振れ幅が大きいことを考慮して,Y軸を左右の2本にして目盛り
の単位を変えて表すことにした。
【解答】 ウ
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| 散布図とくれば 2項目間の相関関係 |
ア 工夫が必要。Y軸を左右の2本にするなど。
イ 指数関数的に増加しているのに,指数スケールにすると,変化が分からない。
エ 株価チャートなどを用いる。
男性,女性ともそれぞれ約1,000人について,身長と体重を調査した。”男性
は身長の高い人ほど体重が重いはずだ。それは女性でも同様だ。”というS氏の主
張が正しいかどうかを調べるための適切な指標はどれか。
(初級シスアド H12 秋 問11)
ア 全員の,身長の平均と体重の平均値
イ 男女別の,身長と体重の相関係数
ウ 男女別の,身長の平均値と体重の標準偏差
エ 男女別の,身長の平均値と体重の平均値
【解答】 イ
【解説】
(クレバー方式で憶える)
| 散布図とくれば 2項目間の相関関係 |
”身長が高い人ほど体重が重い”は,身長と体重の2項目間の相関関係である。ち
なみに,図解するとすれば,散布図で表すとよい。
K社では,次のような売上データを分かりやすく表示するために,Zグラフに表示
することにした。Zグラフに関する記述として適切なものはどれか。なお,Zグラ
フとは,次のような形のグラフである。 (初級シスアド H11 春 問76)
↑ 移動合計
│─────
金│ /
額│ 累計/
│ /
│ /
│/ 売上げ
│─────
└──────→
1月 12月 期間
| 今年 | |||||||||||||||
| 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||
| 売上 | ・・・ | 100 | 50 | 80 | 50 | 100 | 120 | 90 | 110 | 80 | 40 | 90 | 100 | 110 | 90 |
| 累計 | ・・・ | 800 | 850 | 80 | 130 | 230 | 350 | 440 | 550 | 630 | 670 | 760 | 860 | 970 | 1,060 |
| 移動合計 | ・・・ | 830 | 850 | 870 | 890 | 900 | 930 | 950 | 970 | 970 | 990 | 1,000 | 1,010 | 1,020 | 1,060 |
ア この表をグラフ化したときの”移動合計”は,右上がりになるほど業績が上向
きであることを表している。
イ この表をグラフ化したときの”移動合計”は,右下がりになるほど業績が上向
きであることを表している。
ウ この表をグラフ化することで,月単位の売上比率を見ることができる。
エ この表をグラフ化する目的は,1年間の各月の売上げと累計を同時に見ること
である。
【解答】 ア
【解説】
売上・・・・・各月の売上。
累計・・・・・各月の累計。
例えば,2月の累計は1月の売上+2月の売上
移動合計・・・過去12ヶ月の累計
例えば,2月の移動合計は,昨年3月〜今年2月までの各月の売上
の累計
名のとおり,Zの形をしたグラフですある。
Zグラフで問われるのは,
移動合計が右上がり→業績は向上している。
移動合計が右下がり→業績は悪化している。
移動合計が水平線 →業績は現状維持である。
正三角形の内部の点から,各辺に下ろした垂線の長さの和は一定である。三角グラ
フは,この性質を利用して,三つの辺の要素の構成比を垂線の長さの関係として表
すのに適したグラフである。図2の三角グラフは,4人のソフト使用状況を図示し
たものである。正しい解釈はどれか。 (初級シスアド H10 秋 問78)

ア Aさんは,ワープロソフトだけを使用している。
イ Bさんは,表計算ソフトの使用率が高い。
ウ Cさんは,データベースソフト,表計算ソフト,ワープロソフトの順
に使用率が高くなっている。
エ Dさんは,表計算ソフトを使用していない。
【解答】 イ
【解説】
ア ワープロを使用していない。
ちなみに,データベースソフト>表計算ソフトの順。

イ 表計算ソフト>ワープロソフト>データベースソフトの順。

ウ ワープロソフト>表計算ソフト>データベースソフトの順。

エ 表計算ソフトしか使っていない。

(初級シスアド)
H13 春 問49
(注)ブラウザの戻るボタンをご利用下さい!