記憶装置
主記憶装置は,人間の脳にあたるところです。
すべての情報を脳に入れておけばいいのですが無理です。
また,覚えていた情報は時間が経つと忘れます。
実体験済みです。
それを補うためにあるのが,ノートやメモ帳などです。
これが補助記憶装置にあたります。
あなたも日常で補助記憶装置を使っているのです。
H11 秋 問28
コンピュータの記憶装置に関して,アクセス速度の遅い順に並べたものは
どれか。
ア CD-ROM,ハードディスク,半導体ディスク,主記憶
イ 主記憶,半導体ディスク,ハードディスク,CD-ROM
ウ 半導体ディスク,CD-ROM,ハードディスク,主記憶
エ 半導体ディスク,主記憶,ハードディスク,CD-ROM
【解答】 ア
【解説】
覚え方としてよく出ている。
| アクセス速度の速い順とくれば れきしではもって |
アクセス速度の速い順は,
れ → レジスタ
き → キャッシュ
し → 主記憶
で → ディスクキャッシュ
は → ハードディスク(磁気ディスク)
もっ → MO(光磁気ディスク)
て → 磁気テープ
半導体とくれば速いイメージがあります。
データをアクセスするための機構部がない(アクセスアームを動かしたり
しない)ので,半導体ディスクはハードディスクよりも速い。
H11 春 問28
パソコンの記憶装置に関する記述として,正しいものはどれか。
ア キャッシュメモリとCPUは,SCSIインタフェースで接続される。
イ キャッシュメモリには,DRAMやDATが使われる。
ウ キャッシュメモリは,CPUと主記憶の動作速度の差を補うために使
われる。
エ キャッシュメモリは,主記憶と同じ容量が必要である。
【解答】 ウ
【解説】
上司が部下Aに仕事を頼みましたが,なかなか出来てきません。
そこで,仕事の良くできる部下Bに手伝うように指示すると,仕事はすぐ
終わりました。
仕事の速い部下Bを間に置くことで,仕事全体が速く終わります。
・・・実体験から始まる初級シスアド講座でした。
CPUと主記憶の速度差を補うのはキャッシュメモリ。
ちなみに,
主記憶とハードディスクの速度差を補うのはディスクキャッシュ。

ア 小型コンピュータの外部装置を接続するインタフェース。
| SCSIとくれば 高速周辺装置の接続 最大7台→ディジーチェーン→ターミネータ ディップスイッチの設定必要 |
イ キャッシュメモリは,一般的にSRAMが用いられる。
主記憶は,一般的にDRAMが用いられる。
DATは,ファイルのバックアップに用いるテープ。
エ キャッシュメモリは,主記憶装置に比べて高速である反面,容量が少
ない。
H12 春 問34
データバス幅が64ビットのMPUを使うマザーボードに,DIMM0,
DIMM1,SIMM0,SIMM1と書かれたメモリスロットがあり,
DIMM0のスロットに64Mバイトのメモリボードが既に挿入されてい
る。さらに64Mバイトのメモリを増設し,合計128Mバイトにしたい。
このときの増設方法に関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,
DIMMは168ピン,SIMMは72ピンである。
ア DIMM1スロットに32MバイトのDIMMメモリを,SIMM0
スロットに32MバイトのSIMMメモリをそれぞれ増設する。
イ DIMM1スロットに64MバイトのDIMMメモリを増設する。
ウ SIMM0スロットに64MバイトのSIMMメモリを増設する。
エ SIMM0とSIMM1それぞれのスロットに64MバイトのSIMM
メモリを増設する。
【解答】 イ
【解説】
SIMMは2枚単位。
64Mバイトのメモリを増設したいのであれば,32MバイトのSIMM
が2枚必要である。
DIMMは1枚単位。
64Mバイトのメモリを増設したいのであれば,64MバイトのDIMM
が1枚必要である。
H11 春 問30
仮想記憶機能をもつOSを搭載しているパソコンで,ソフトウェア使用時
にスワッピングが多発している。このパソコンに主記憶(メモリ)を増設
したときに得られる効果として,適切なものはどれか。
ア 以前から使用している表計算ソフトの計算精度が向上する。
イ 以前から使用しているワープロソフトが速く動作するようになる。
ウ カラープリンタで印字できる色の数が増える。
エ ワープロソフトで大きいファイル容量の文書が保存できるようになる。
【解答】 イ
【解説】
自分が手書きで手紙を書くことを考えよう。
ワープロに慣れてしまうと簡単な漢字さえも忘れてしまっています。
漢字を忘れている=脳にはその漢字がない,ということです。
そうすると,漢字辞書を引いて書きます。漢字辞書は補助記憶装置です。
漢字辞書を頻繁に引きながら,書いていると時間がかかるようになります。
漢字辞書を頻繁に引く=スワッピングが多発している,というイメージで
す。
そこで,コンピュータの世界では,メモリ(=脳)を増設して一度に多く
の情報(=漢字)を記憶できるようにするのです。そうすることにより,
ハードディスク(=漢字辞書)にアクセスする回数(=漢字辞書を見る回
数)が減り,処理速度が速くなります(=速く手紙が書き上がります)。
人間の世界では,メモリ(=脳)を増設できないのが残念です。
・・・実体験から始まる初級シスアド講座でした。
H9 秋 問30
仮想記憶方式の一つに,仮想アドレス空間を固定長の領域に分割して管理
するものがある。この固定長の領域を示す用語はどれか。
ア セクタ イ フレーム ウ ページ エ モジュール
【解答】 ウ
【解説】
仮想記憶は,一般的にハードディスク(磁気ディスク)を用います。
メモリの容量が少ない分,ハードディスクをメモリであるかのように仮想
的にみたてます。
さらに,メモリとハードディスク間のデータのやりとりはページという単
位で行います。
シスアドより上を目指す人はもっと詳しく学習してください。
| 仮想記憶とくれば ハードディスク(磁気ディスク),ページ単位 |

H13 春 問2
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