和歌山のラーメン
最近本業が忙しくて(本当)、 ごくたまにしか更新していません。ごめんなさい。 このページに記載したあと全然行ってない店も数多くあります。 特に地図はあんまり当てにしないでください。 本当に多くの方から情報を頂いて、感謝しています。 そう言えば最近、かのバーチャル和歌山に、 和歌山ラーメンくらぶ なるページがあるのを知りました。 あと、ラーメンと関係ないんですが、 京橋堂というお店をやっている知り合いが、最近ホームページ作りました。 ○京の近くです。 んで,その京橋堂さんと私の共通の知人(実は最近そのことを知った)が 「市駅さくらモール」ホームページなんてのも作ってます。掲示板もあります. がんばれ和歌山の商店街。 それから今、 あっちゃんのちょっとおもしろいはなし というページをひそかに応援していたりします。

●和歌山のラーメンとは

一般に「博多ラーメン」とか「札幌ラーメン」などと呼ばれているものと比較して、 それらと肩を並べるほど明確な個性を持った「和歌山ラーメン」なるものが、 実際に存在し得るかどうかについて、 私はまだ明確な結論を得ていない。 しかし、少なくとも和歌山市およびその周辺は、 喜多方のようなラーメン (和歌山では「中華そば」と呼ぶ方が一般的)のメッカのひとつではないかと思う。 うまい店が多い(値段ばかり高くてはずれの店も中にはあるが)というだけでなく、 中華そば屋の中華そばを食べること自体が、 和歌山の市民生活に深く浸透しているようにうかがえる。

和歌山市内で食べられる中華そばは「とんこつベースの醤油味」のものが主流で、 そのせいか、いくつかの店の間に共通した「何か」が存在するような印象を受ける。 実際、主だった店の中華そばの具は、 どこも醤油で煮込んだチャーシュー、メンマ、蒲鉾、 それにネギあるいはモヤシ程度と非常にシンプルな構成になっており、 そのため見掛け上も似通っているような気がする。 付け加えて、 なぜか多くの店が食卓の上に100〜150円程度の寿司を置いていること、 また会計が「自己申告」である点なども、 和歌山の中華そば屋において特徴的な点だろう。 なお、後に入手した情報によれば、 中華そばといっしょに「早なれ寿司」を食べるのは、 和歌山の風習だそうである (巻寿司やめはり寿司を置いている店もある)。

しかし、中華そばそのものの味はいずれの店もそれなりに個性的でもあり、 私は今日に至るまで 「これが和歌山ラーメンだ」といえるような基準を見つけることができなかった。 これが「和歌山ラーメン」の存在に確証が持てなかった理由だったのだが、 新横浜ラーメン博物館の武内伸氏によって「井出系」「車庫前系」という分類が与えられたことによって、 ようやくその構造が見えてきたように思う。

「井出系」の中華そばのスープはこってり感が強く、 わずかながら九州とんこつに似た雰囲気をもつ。 これに対して「車庫前系」のものは、 とんこつをベースにするものの若干醤油が立っていて、 店によっては東京ラーメンに近い仕上がりとも言える。 また後者には最初からコショウを振っている店も多い。 この「性格の異なる兄弟」のような2つの個性が相対しているところに、 私が「和歌山ラーメン」の基準を見つけられなかった一因がある。 しかし同時に、 このこと自体が「和歌山ラーメン」の大きな特徴ともなっているとも言える。 これらに含まれない店も多数あるが、 和歌山の中華そばは、 この2つの柱を抜きにしては語れないだろう。

●和歌山のラーメンの起源

いろんな方から頂いた情報をもとに整理すると、 以下のような姿が浮かんできた(間違っていたら教えてください)。

和歌山の中華そば屋が、 中華料理店としてではなく専門店が大勢を占めるのは、 この名残かと思う(中華料理のチェーン店「来々軒」も屋台から出発したそうだが、 これは例外だろう)。

最初に車庫前に屋台を出したのが、 今はアロチにある○高なのか ○宮なのか、 はたまたまるやまなのか、 実はいまだによくわからない。 しかし、アロチの○高の先代のご主人が開発された、 とんこつでダシをとり醤油で味付けしたスープの味が、 以降の多くの店に強い影響を与えているのは確かだと思う。 車庫前にこの○高の他にも屋台が集まり、 互いにレシピを教えたり味を盗んだり、 あるいは「車庫前」に集まる客の好みに合わせたりした結果、 複数の店が「車庫前系」として分類される共通した雰囲気を持つに至ったことは 想像に難くない。

なお、この見解については music3ba さんから以下のコメントを頂いた。

確かにそれもありますが、 一つの特徴として、 バスがあります。 例えば、元市駅南にあったバスの中華そば屋(固定型)や 田井ノ瀬橋南側にあるもの(これは移動=運転可能なバス)や 粉川加太線沿いにあった何軒かのもの、 岩出周辺にあった何軒か、 いわゆる川向こう(市内から紀ノ川より北側を言う)から 加太方面にも何軒(何台)かありましたが、 こういったバスの中華そば屋の形態は 和歌山の中華そばを支えてきた一つのユニークな形です。

現在でも、 夕方和歌山市駅前に現われる「○栄」やイノシシを使っている「山水」など、 バスを使って営業している店はいくつか存在するようだ。 このような店が少数のユニークな店ではなく、 屋台の変種としてそれなりの地位を占めていたとすれば、 かなり特徴的であると言えよう。 なお、以前「田井ノ瀬橋南側にあった」と記載していた店は、 上のレポートを頂いた music3ba さんご自身から 「この中華そば屋さんのご主人は高齢だが健在で、 今も営業されている」というご連絡を頂いた。 なんかすごい話である。

一方「井出系」は、 JR和歌山駅付近にある井出商店と、 そこから派生した塩屋の丸三(まるさん)や 直川(のうがわ)の正善(まさよし)、 それに阪南市の泉善(せんよし) などの店を指す。 こちらの場合は「のれん分け」によってレシピを伝えているようで、 どの店の味もほとんど同一である。 しかし、店を構えた場所ごとに客の嗜好は異なるのか、 どの店も独自にいろいろ努力しているようだ。

以上は私が電子メール等で頂いた情報を元に考察したもので、 裏付けをとったものではない。 1999年3月に アガサス から出た「和歌山の中華そばとラ〜メン。」の巻末に、 前出の武内伸氏による入念な取材に基づいた解説があるので、 ご興味のある方はこちらを参照されたい (実はこの本に私の後ろ姿だけ出ていたりする)。

●和歌山市内のラーメン屋の地図

この地図は、私が行った、 あるいは行く予定である(つまり、その前を通りがかっただけ) 中華そば屋をピックアップしてある。 もちろん、これ以外にも多くの中華そば屋が存在する。 コメントはあくまで私個人の味覚上の趣味であり、 また味自体もどんどん変化している。 実際の味は御自身で確かめられたい。


PDF

井出商店

「TVチャンピオン」で2年連続して「日本一うまいラーメン」に賞された店。 和歌山ラーメンブームを作った立役者。 1998年10月〜1999年5月まで期間限定で新横浜ラーメン博物館にも出店していた (行ってきた人のレポート)。

とんこつベースの醤油味であって(私がそう感じただけで、確証はない。 単に豚の背脂の味が強いだけかも知れない)、 屋台の中華そばぽい。 とんこつと醤油、 それに多分「秘伝のだし」(あるのか?本当に)の醸し出すハーモニーは、 日本人の味覚に生理的とも言える快感を与える。 主人は40年間(だっけ?)味が変わっていないと豪語していると聞く。 味の評価以上に驚くのは、店の構えである。 テントでできた看板がなければ およそ中華そば屋だとは気付かない(人が住んでいるのかも怪しい) 外観もさることながら、店内も狭くて暗く、まるで土間のようだ。 その店の構えと独特な調度?が醸し出す雰囲気は、 客を「昭和30年代」にタイムスリップした気分にさせる。 そうだそうだ、昔のラーメン屋とか、 ラーメンやおこのみ焼きを出してくれる駄菓子屋なんかが こんな雰囲気だった。 この店は改装せずに、 ずっとこのまま保存しておいて欲しい。 文化的価値がある。

でも、ちょっと前(テレビに出る前)に店内を改装して、 多少は明るくなった。 ちなみに、車の排気ガスですすけていたテント地の看板も最近きれいになった。

丸三(○三)

塩屋の自動車学校の近くにある丸三も、井出の流れを汲む中華そばである。 基本的に井出と同じ味だと思うが、 ほんのわずかあっさりしているような気もする。 奥さんと子供はここがお気に入りのようで、 特に子供はここの中華そばだけは一所懸命に食べようとする。 うちの子供は、ここだけの話、本当にうまい中華そばしか食べない (単なる好き嫌いだけど)。 シンプルだけど柔らかいうま味があり、 下の先から奥の両側まで深い愉悦を味わえるスープは絶品だと思う。 こってりした濃いスープなのに、 全部飲んでも喉が乾くようなことはあまりない。 麺は井手同様いくぶん柔らかくゆでてあるが、 このスープをうまくからめるには、これぐらいが適当なのかも知れない。 なべかドンブリを持っていけば中華そばを持ち帰ることも可能なところが、 起源が屋台にあることを思わせる(子供の頃、 なべを持たされて豆腐とか買いに行ったなぁ…)。 なべがなくても「生」で持ち帰ることもできる。 この場合はスープの容器が「リターナブル」なので、 ご協力頂きたいとのこと。

なお、この店は2004年1月に改装した。 店内も駐車場も広くなり、とても入りやすくなった。 ただ、店は全く新しいんだけど、どうも以前とそんなに変わった気がしない。 他の人もそんな話をしていたので気になっていたのだが、 よく見てみると、どうやら店内の構成が改装前と相似形であることに気づいた。 前の店にあったものが、同じような場所に、少し大きくなって存在するのだ。 この店のレイアウトには、何かポリシーがあるようだ。

このほか、高松の忠魂碑前にも○三という店がある。 ここは塩屋の丸三とは関係はないようで、 こちらは醤油の立った濁りの少ないスープの中華そばを出す。 私の知り合いのご家族では、娘さんが塩屋の丸三を、 奥さんが高松の○三を推されているそうで、 なかなか人の好みはいろいろだなあと思ったりする。 定食がなかなか美味しいそうである。 そういや最近「四川風激辛ラーメン」とかいう看板が出ていた。 ちょっと気になる。お昼の定食も人気だとか聞いた。

まるやま

この店は小松原街道沿い(国道42号線)の他に、 スーパーダイエーの近くに支店がある。 ダイエー近くの店の方がキャパシティーがある。 醤油味のスープには多少とろみがつけてあり、 その割にさっぱりしていて食べやすい (少し胡椒が強いかな)。 このとろみや、麺の細さに魅惑された人も多いようだ。 周囲の人の評価は非常に高く、 特に地元の人にとっては井出や○高と比肩しうるもののようで、 多くの方からご推薦を頂いている。

九楽

この店については以前にもご紹介を頂いていたのだが、なかなか行けずにそのままにしていた。 今回、「きっさ」氏より強いご推薦を頂いたので、ご紹介する。

もう2年ぐらい前になるのですが、和歌山ラーメンを地元の人の案内で食する機会がありました。 最初は井出商店に行く予定でしたが、当日はたまたま休みで、別の店に行くことになったのです。 そのときに行った店が「九楽(くらく?きゅうらく?)」という店で、こってりした味なのに、 スープの感触が意外にあっさりしていたことを覚えています。一緒に行った友人たちにも好評でした。 私もそのときの味が忘れられず、8ヵ月後にまた今度は妻と訪れました。 妻はあまりラーメンが好きではないのですが、ここのは美味しいと言いました。 もし、機会がありましたらぜひ試してみることをお勧めしたいと思います。ただ、いつ行っても お客さんが少ないのです。それが心配です。 井出より美味しいという人もいらっしゃいました。 場所は、田中町の交差点から西へ行った橋向丁の交差点の南東角です。

この店の構えやそばの見かけは、「きっさ」氏のページ 「和歌山市街」 から伺い知ることができる。「井出よりうまい店」を探すのが、 最近の「和歌山ラーメン」の楽しみ方なのかも知れない。

大門

和歌山大学の近くの、梅原の交差点付近にあるにある店。 テント地の軒先に「元県立体育館前」と書いてある。 最近、店の前に「和歌山ラーメン」という幟を出すようになった。 以前はトリガラの透明なスープだったのだが、 和歌山ラーメンを掲げるようになってか、 いつの間にかトンコツベースの醤油味に変わっていた。 醤油味が少し濃い濁ったスープは、 まさに車庫前系のそれである。 うまい。正直言って驚いた。 味噌やトンコツ、カレーラーメンなんてメニューもある。 カウンターに並んでいるおでんやどて煮もうまそうだった。

王将

ここは、あの「餃子の京都王将」である。 以前はここのラーメンはチャーハンと同じ価格(350円)だったが、 そのころの味は「うーん、値段相当ということか」という程度だった。 ところがラーメンの値段を改定(450円)したとき、 結構本格的なとんこつ風ラーメンにリニューアルして、 ラーメン屋のラーメンに対抗できるまでになっていた。 今はまたメニューが変わって、 「こってり」を頼むと 今度は京都の「天下一品」にそっくりな味のラーメンが出てくる。 これは評価に値する。

四天王

最近 fm1109 さんともうひとかたから相次いでご紹介を頂いた店。 ようやく同僚と食べに行った。 園部の鳴滝団地の入り口付近の北側にある。 看板には「薩摩ラーメン」とある。 最近出来た店のようで、店内は明るくてきれい。 私は「名物」四天王ラーメンというのを食べた。 これはラーメンに少しの豚肉とキャベツをいためたものを加えた、 長崎チャンポンのような風味のラーメンである。 スープのは色は白いが、 博多のとんこつラーメンとはまた違った微妙な味わいを持つ。 とんこつとトリガラのダシをバランスさせて、 そこにまた風味付けの香味野菜を加えたような (成分?は店の中に書いてある)、 あっさりとした、かすかに甘みのある(キャベツのせいかもしれない) “まろみのある”(同僚曰く)スープである。 これに対し、ニンニクや唐辛子を加えた「ピリ辛」は、 かなり強い刺激が得られる。 辛いもの“ジャンキー”にはこちらをお薦めする。 チャーシューは文句なし。 確かに和歌山のラーメンではない。 しかし、他のどこのラーメンでもない。 「薩摩ラーメン」なのだろう。

ちなみに和歌浦や花山にある四天王は、 どうやら大阪にある居酒屋チェーンのグループのようだ。 園部の四天王とは関係ないのではないかという指摘を頂いている.

ようき園

持ち帰りラーメンというと、鍋持っていくとか、生とか、少なくともチルドで、 持って帰ってすぐに食べないといけないようなものでなければお店の味が再現されないもんだと 思っていたが、持ち帰り用の冷凍中華そばを用意している店があるという情報を kusagame mouse さんからいただいた。

店内で食べる中華そばがおいしいのは当たり前です。 家庭であの味が気軽に味わえたら…そう思っていたところ、かなりいいかんじの冷凍持ち帰り用中華そばを発見しました。 国体道路沿い、紀三井寺交差点すぐ近くの「ようき園」という中華料理屋さんです。 だいたいにおいて、中華料理屋のラーメンなんてものは、「他のメニューの中でかすんでしまい、大した味ではない」というのが相場です。 しかし、あなどるなかれ。ここのは違いました。 少し甘みの強いとんこつ醤油系スープは、濃くなく薄くなく、とてもまろやかで、しかも後味すっきり。 かなり気に入ってしまいました。 持ち帰り用は、パック詰めした冷凍スープと麺が4セット入って、1000円。1食たった250円なのです。 中華そばなんて500円少し出せば食べられるけれど、さらにその半額なのですから、素晴らしいではありませんか。 (私はあまりにもケチくさいでしょうか?) とにかく、安いだけではなく、うまいのです。 食べる度、スープを一滴残らず飲み干してしまいます。 今では、どこよりもここのスープがおいしいと感じております。 持ち帰り中華そばがきっかけで知った店ですが、他の料理もほぼ全ておいしく、すごく量が多い。(男性向けかな?)

この店については、雑誌かなにかで紹介されていたのを見たような気がする。 紀三井寺交差点はよく通る場所なので、暖簾か幟か看板を目にしたのかもしれないが、 他の情報源においてもなかなか評価の高い店だったように思う。 もちろん、味は季節により日により時間により刻々と変化するので、 このレポートのような評価が常に得られるとは限らないが、 少なくともここの主人は豚骨の質の季節変動にも気配りされる方のようなので、 はずす可能性は少ないと予想される。

成龍

ここは中華そば専門店ではなく、普通の中華料理屋である。 国道26号線の狐島交差点を加太の方に曲がり、 踏切りを越えてすぐの右側にある。 同僚がかなりインパクトを受けたと話していたので、 私も帰りに寄ってみた。 同氏のお勧めは「スタミナラーメン」だが、 これはもう、まっかっか!というかなんというか… 野菜も山のように入っている。 このスープを飲んだあと、チャーハンに付いてくるスープを飲んだら、 味がしなかった。 かんかん照りの暑い日に、汗を垂らしながら食べるといいかも知れない。 因に普通のラーメンの方は、いわゆる中華料理屋のラーメンで、 オーソドックスな鶏ガラをベースにした醤油ダネであった。 透明でこくがありそうに見える割には、 あっさりとしたスープである。 ただ、胡椒がききすぎていて、子供が音をあげていた。 いずれも麺は柔らかめ。

ハーバア

ここの中華そばは、一応和歌山のラーメンに属するようだ。 しかし、むしろ同僚に勧められて食したタンメンこそが、 この店の味だと思う。 野菜の味を殺さないためか、透明な、かなり薄味のスープだが、 ニンニクの香味がそれを引き締めて、 絶妙なバランスを作り上げている。 胃もたれせず、すっきりとした食後感が心地よい。 具の野菜も豊富で、この中で一番健康にいい麺類かも知れない (でもこの間夜中に行ったら結構濃い味で出てきた)。 もやしラーメンも「トロッとしていてめっちゃ美味しい!」そうだ。 確か以前毎日新聞に取り上げられていたので、 それなりに有名な店なんだと思う。

楓屋

とんこつラーメン。 看板に偽りなく、 ぎっとんぎっとんのやつを出してくれる。 甘味のある厚切りのチャーシューが、 スープで煮込まれている。 この濃厚さが和歌山市民に受け入れられるかどうかは不明だが、 関西風にアレンジされたとんこつラーメンにご不満の諸兄にはお勧めする。 ハーバーのタンメンとは対照的な不健康なラーメン?だが、 この不健康さこそが麻薬である。 寿司はあるものの紅生姜を欠いているところが惜しい。 最近どうも人手不足らしく、 主人が調理から配膳、後片付けまで全部一人でやっているようだが、 店の広さからみれば混雑時にはかなり無理があるように思われる。 アルバイト募集の張り紙もあった。

天龍

「天理ラーメン」ということで、 「和歌山のラーメン」とは少し違った雰囲気をもつ。 店内も明るくて清潔感がある。 なにより「スタミナラーメン」のボリュームがうれしい (学生時代の飢餓感が残っているせいか、 どうも質より量の傾向がある)。

○高

○高という店は、和歌山市内に何軒かある。 ひとつは「アロチ(多分漢字で書くと『新内』)」という繁華街の、 パルファンビルを南に数百メートル行ったところにある。 歴史は井出よりも古く、 この店こそが「和歌山の中華そば」の元祖(看板に描いてある)だそうだ。 車庫前系のラーメンを開発したのは、この店の前の主人だと聞く。 インターボールのボウリング場2Fの店は、 この店と兄弟だという情報を yama さんに教えて頂いた なお最近、小雑賀のダイエーの向いあたりにも最近店を出したようだ。

一方、宮街道沿いの、あのややこしい花山交差点のところにある店は、 これらとは別の系統である。 ここは600円の「ラーメン」にも、 分厚いチャーシューがどっさり入っており、 かなり脂ぎっている。 見るからに体に悪そうなラーメンなのだが、最近になって 「この店のおばちゃんは医師免許をもってます。日本一安全なお店です。」 という情報を頂いた。うーむ。 麺も太めでボリュームがあって、 食い応えがあるとのこと。 watanabe さん曰く

僕は隣の人が食べてるのは大盛りに違いないと思って普通のラーメンを 頼んだら、同じものが出てきてびっくりしました。

で、ついに私も行きました。 チャーシューと言うものは、 普通スライスしてラーメンに入れるものだと思うんだけど… 塊で入っていてなんともはや… ベースは和歌山のラーメンだと思うが、 スープの材料に玉ねぎを使っているそうで、にすこし甘味を感じる。 96年の夏から600円に値上げしたようだが、 他の店のチャーシューメン以上にチャーシューが入っているので、 コストパフォーマンスは悪くないと思う。 ところが、つい最近 me-k さんから、 「昔はチャーシューメンもあったが、 いつのまにかメニューから消えてしまった」 という情報を頂いた。

それは、厚さ10mmほどのチャーシューが、椀いっぱいに 三層にわたって敷き詰められているという、それはすさまじい ものでした。この店のおやぢ、それで客に挑戦していたフシが ありました。

驚きである。 他に脂身だけを使った「白いの」という“裏”メニューも過去にはあったそうだ。 花山の○高おそるべし。

○京

和歌山県立医科大学の近くにある、 のびたほうがうまいという評判の 謎の中華そば屋。 割と有名のようで、○木で食べているときも 隣の席の客がここと比較しながら食べていた (いやあ、本当に和歌山にはラーメン「通」が多い)。 どうも私の地図が間違っていたみたいで (県立医大の場所もずれていた)、 地図付きで教えて頂いてからようやく発見できた。 間口は非常に小さい店のようだ。 tankei さんからは、 次のような意見を頂いた。

こここそが和歌山のラーメンである。 伸びたほうがうまいというのは、 出前が多いことを考慮した上でのことだ。

ということで、「The MATRIX」見に行ったついに行ってみました。 本当に屋台の厨房が店のなかにある! そして本当にメニューは中華そばしかない! このこだわりようはいったい…。 で、味の方だが、車庫前系の濁った醤油味のラーメンである。 確かに正統派である。 ただ、麺が多少太く感じた。 しかし、この麺にある程度スープを吸わせた状態で食べれば、 非常に満足できそうだ。 「のびた方がうまい」という噂の正体は、 この麺にあったのか。

○イ

朝日新聞和歌山版の「紀伊ぱーそん」で取り上げられた店。 和歌山リコーの「たま吉」さんからも ご推薦を頂いている。

ラーメン大好きのわたしの超お勧めなのはアロチのあたりにある「○イ」です。 場所はいも膳よりも少し駅よりといいましょうか・・・ ここの「ラーメン」はねぎ山盛りで スープも美味しく残さず飲みきってしまうほどの美味しさです。 餃子もおいしいよ。 ちなみに「ねぎだけ大盛り」って注文しても金額は同じと良心的です。

うちの奥さんもネギは非常に好きなので (なにかにつけてネギを刻んで振り掛けている)、 興味を示していた。しかし、私アロチ方面は行動範囲外なんでなか なか行けない。 ちなみに今は「ねぎだけ大盛り」も別料金だそうだ。

八開

この店は以前から情報を頂いていたのだが、 頂いた情報が「いまひとつ良く分からない」ので、 ここは自分で食べてみようと思っているうちに時間が経ってしまった。 場所は中の島ロータリー付近、県立体育館の近く(らしい)。 で、なにが分からないのかというと、 私にこの店を(互いに面識がないであろう複数の)方が、 異口同音に「美味しいよ、普通のラーメンだけど」とおっしゃるのである。 これではちょっとレポートしようがないと思っていたら、 原先生から詳しいレポートを頂いた。

ここはおじいさんとその娘さんが作っているラーメンで、 抜群においしい。 とくに、麺を自分ところの出しに合うものをということで、 和歌山中を歩き回ってじいさんがその足で、 その舌で確かめてきたものです。 とにかく、床井さんが食ってからその情報文を修正するのが一番。 味は、大阪にある「こたん」 (天王寺が本店かと思うが、大阪駅ビルの上や天王寺の地下街などに出している、 札幌系のラーメン) に少し味が似ているだろうか。 おじいさんが大変凝り性で、 娘さん(いいおばさんだが)もちょっと江戸っ子風の竹を割ったような性格。 おじいさんもどこかのラーメンやさんで就業をつんだという人でなく、 根っからのシロウトなのだが、それが和歌山では注目すべき味だと思う。 通の人で、7玉お代わりして食べた人がいるそうだ。 その人は来れば必ず、3〜4玉お代わりしているそうな。 場所は、、これまでずっと地図を持っていたけれどもうなくしちゃったので、 あいまいながら、言語説明をしておきます。 北島橋から和歌山駅に向かって走って、中島のロータリーのところで左折し、 二つ目の交差点を右折し、そこから直進して一つ目の信号を渡ってすぐ右の角。 わかりにくいでしょうね。その信号を右折してまっすぐ行けば、 和歌山駅に行く国体道路と斜めに交差し、 「めんどり亭」という割烹店に面した交差点の手前に出ます。

ということで、ついに行きました! V-CLUB に古い PC 再生用の部品を買いに行く途中で寄りました。 中華そばの見掛けは本当に普通のラーメンでした。

スープは少し濁った醤油の立ったもので、 車庫前系に分類できるものだと考える。 胡椒は強くないので子供でも食べやすいと思う。 だしのうま味がしっかり出ているので、 柔らかいが喉にしみるような風味がある。 なかなか見事なスープである。 振ってあるゴマが香りと見た目を引き立てている。 チャーシューは少し厚手に切られた煮豚で、 味は薄目。だが、このスープにはあっていると思う。 麺は細目の固ゆでで少しスープのからみが悪い気がしたが、 これは人によって好みに差が出るところか。 久しぶりにスープを全部飲んで満足できる中華に出会ったと思う。 今度子供も連れてこよう。 味噌ラーメンもある(そういや、 どうしてどの店も「味噌中華」と言わないんだろう?)。 中盛(1.5玉)、大盛(2玉)という品揃えが面白い。

ところで、中の島ロータリーは五叉路なので、 左折の方向に道は二本あります(ぐるぐるまわっちまったい)。

角八

中の島のロータリーからJR和歌山方面に少し行ったところに、 小さな赤い看板が見える。少し怪し気な感じが気になっていたのだが、 tsumaboo さんからレポートをいただいた。 いつも気になるところをちゃんと押さえていただいて、非常に有り難い。

今回、和歌山駅より歩いて、 角谷整形外科病院そばの「角八」という中華そば屋を訪れました。 メニューはシンプルで、中華そば550円、大盛り800円(この値段の差が納得できませんが) それと、熟れ鮨のような鮨(100円)と卵(50円)。 店構えは喫茶店を無理から改造して中華そば屋にしている感じで、 若干違和感があります。 おじいとおばあの二人でやっており、 この二人の間に何とも言えない味があるのです。 出汁は、あっさりした感じで、麺は細め。 しかし、煮豚、というかチャーシューというか、が大変塩辛く、 まるで火腿のようなのです。 かやくは、大量の塩辛い煮豚とネギ、驚くべきことに1/4台のハム!! 僕の好みから言えば、もう少し塩気が少なく、油っけが多い方が好きなのですが、 煮干しの味がする出汁でした。

なるほど、店構えの怪しさはそういうところから来ていたのか。 しかし、なかなか王道を歩んでいる店のようだ(なんのこっちゃ)。

○進

南海和歌山市駅から少しだけJR和歌山側に行ったところにある。 実はかなり以前(このホームページをつくる前)に一度だけ行ったことがある。 その時はあんまり印象に残ってなかったのだが、 morityan さんからいろいろお話を伺って、 もう一度行ってみる気になった。どちらかというと(以前の)大門に近い、 さっぱりとしたオーソドックスなラーメンである (大門は最近こってり傾向にあるみたいだけど)。 以前食べたときの印象があまり残っていなかったのは、 このシンプルさのせいかもしれない。ただ、 最初に行ったときは奥さんらしい人が出してくれたと思うが、 今回はすっと背中の延びた、 およそラーメン屋の大将らしくないおじいさんが作っていた。 morityan は「こだわりがない」とおっしゃっていたが、 どうしてどうして、この店はシンプルさ自体にこだわっているのだと思う。 それが証拠に、 スープをほどよく吸い込みながらも、 のびた感じがしない絶妙のポイントで麺をゆでている。 だから、麺を食べているときにスープのうま味をちゃんと味わえる。

ところで、この付近、いわゆる「市駅前商店街」は、 最近シャッターが降りた店が増えている。 これは日本の至るところで起きていることらしく、 「シャッター商店街」などという言葉まであるそうだ。 しかし、通勤の時などに商店街らしいにぎわいを感じられないのは、 やはりとても寂しい。 郊外の大規模スーパーに車で行くのは、 そこに行くことが楽しいからだけど、 私はやっぱり歩いて楽しい町並みがほしい。 和歌山市商店街連合会ホームページ。 このほかに 「市駅さくらモール」ホームページなんてのもあります。

ふくや

東京からラーメンを食べるだけのため?にわざわざ和歌山にこられた yutaka28 さんから教えて頂いた店である。

ジャンボさんのページの掲示板で出ていたので行ってみたのですが、 車庫前系のスープとねぎがマッチしていたり、 チャーシューがとろけるように柔らかかったり... もう素晴らしかったです!!

場所は中の島のロータリーから西へ少し行ったところの北側。 入り口が赤いテントで覆ってあって、結構目立つ。 子供はネギが嫌いなので(わざわざよって食べる)、 そのうち奥さんと二人で行こうという話になっていたのだが、 結局みんなで行ってしまった。 スープはかなり濃い味で、確かにネギともやしが印象的だった。 かなり胡椒が効いていたので、子供はちょっとつらそうだった。 なお、この日は奥さんらしい人が作ってくれた。 どうやらこの時はご主人がお怪我をなさって休んでおられたようだ。 今は元気になられたと息子さん (お葬式の情報を提供されています)に教えて頂いた。

まるみ

「うちのお父さんのお店も載せて!」というメールをいただいたので、 御無理をお願いして紹介文を書いていただいた。

店の外観から言うと、最近、看板に、ちかちか電気を付けました。 なぜか、赤い電球で、普通ラーメン屋は黄色い電球なんちゃうん。 と、思うのですが、派手で目立つんや!とお父さんは言います。 私は、いやらしい感じがするだけだと思うのですが・・・ (私もそう思う) 中に入ると、猫の置物がたくさん置いてあり、お客がいっぱい入る ようにと、あちら、こちらで、手招きしています。 さて、本題のスープですが、とんこつをべースに醤油味で、まさに、 和歌山市内で食べれるラーメンの主流を行ってる。 井出系か、車庫前系かと言うと、車庫前系である。 それもそのはず、O高で修行をして来たから基礎はO高なのである。 しかし、こくだけじゃあなく、こくの中にも甘味を作り出してる。 普通のラーメンの他に、一風変わった「ホルモンラーメン」もあり、 味噌味でピリ辛、これからの季節によく合います。 餃子も手作り餃子で、食べてみると、 普通の餃子と違い「ん」と思いますが、 一度食べるとまた食べたくなるなる味です。 私は、いつも、ラーメンと餃子はセットで食べています。 食べれば、食べるほど癖になる味です。 どて焼きもビールによく合いますよ。 お持ち帰りも出来て、なんと、容器代はタダなんです。 ps、元阪神タイガースのか亀山さんが、食べに来てくれてました。 亀山さんと、お客さん達と一緒に店の前で撮った写真と、 サインが飾ってあります。それも、店の自慢の一つです。

○高のお弟子さんとは驚いた。結構面白そうな店である。 阪神タイガースファンは訪れるべし(謎)。私もそのうち行ってみよ。 猫の置き物もあるみたいだし (ニコルで散財させられるヤツ)。

楽誠園

水軒の通りからちょっと横道にそれたところに、 「九州ラーメン」なる看板をあげている店。 「九州ラーメン」というカテゴリが存在するか否かの議論は置いておいても、 このラーメンに対する九州人の評価は私には想像できない。 いわば「九州ラーメン風和歌山のラーメン」といったところか。 これは、ベースとしては和歌山のラーメンに共通したものを感じさせるものの、 おそらく醤油をベースにしたスープを使わないことで、 とんこつ主体の白いスープを実現しているのだろう。 かなりあっさりとしているため 「九州ラーメン」としては物足りないかも知れないが、 ごくわずかに甘味を感じさせる、 厚みのあるスープである。子供も非常に良く食べた。 他の「九州ラーメン」のチェーン店「長浜一番」とはまた違った個性を持つ。 なお、紅生姜はあるものの、からし高菜はない。 かわりに「寿司」が置いてある(やはり和歌山のラーメンなのだ)。 メニューに学生は麺類100円引きと書いてあった。

○早

国道42号線から水軒の方に抜ける道沿い、西浜口あたりにある。 昔から存在は知っていたのだが、 細い割に交通量の多い道沿いにある駐車場のない小さな店なので、 なかなか行けないでいた。 スープは透明感のある醤油味で、 高松の○三と同系統だと思う。 デフォルトでコショウが入っている点は同じ。 海苔を入れたら東京ラーメンになるんじゃないか、などと考えたりした。 コショウと多い目のネギで眩惑されたせいか、 うまみやコクの在り処を探り出せなかったのだが、 シンプルでストレートな味わいである。 早すしと組み合わせたら結構相性が良かった。 チャーシューの味は○。

○宮

昔から和歌山のラーメンを食べていた人によれば、 和歌山市内に路面電車が走っていた頃には、 この○宮と次の○木が和歌山のラーメン屋の両雄だったようだ。 現在はこの地図の店(舟津町)の他、 この地図にはないが国体道路の陸上競技上前に店があるが、 いずれもテント看板に「旧車庫前」と書いている。 車庫前系を代表する店の一つなのだろう。 ueyama さんの情報によれば、 舟津町の店の味はちょっと薄めで、 国体道路の方が味が濃いそうだ。 確かに前者はとんこつがベースだと感じられるものの割とあっさりしているのに対し、 後者の方が醤油が立っている。かなり「東京ラーメンに近い」という人もいた。 店を持ってから中華そば以外のメニューを増やしたそうで、 私は食べていないが近所では「鶏の唐揚げ」が評判だった。 もちろん「寿司」もある。

○木

ここは「マルキフーズ」という会社らしい。 和歌浦権現前の、住宅地の中にある。 幹線道路の国道42号線からは少しそれるが、 和歌浦のところに大きな看板があるので見つけられると思う。 味は、芯の部分は和歌山のラーメンを感じさせるが、 ○宮よりもさらに醤油が立っていて、 井出のような「うま味」よりも醤油ダネの「コク」を重視しているように思う。 そのせいか、スープはかなり黒い。 井出とは関東と関西のうどんつゆの違いみたいなものを感じる。 寿司のほか、中華そばの材料の宅配もあるようだ。 shunji さんから頂いた情報によれば、 先代の娘さんが粉川加太線沿いの労災病院の近く(北側)で 昔のままの味を出しているそうだ。 店の名前はおそらく○平で、 食べに行った学生は「とてもうまかった」と言っていた。

伊佐味

うーん、やはり和歌山のラーメンには計り知れないほどの歴史があるようだ。 この情報は ekawa さんから頂いた。

ぶらくり丁・パチンコNEW南海の裏にある「伊佐味」。 最近まで築地浜通り似合ったのが少し奥に入った銀座通りに 新築移転。しょうゆラーメンがうまい。味はあっさりめで、 泉南・和歌山でかつて一世を風靡した屋台ラーメン「大統領」風 の昔懐かしい中華そば味。柔らかいのに型崩れしない餃子もおいしい。

長浜一番

博多の「長浜ラーメン」を出す「長浜一番」という全国チェーンの店。 神前のオークワのちょっと南にある。 パームシティーから加太の方に行った西ノ庄あたりの店は閉店してしまったが、 代りに小雑賀のダイエーのちょっと南(シャトレーゼと同じ場所)に出来たようだ。 この店は、同僚によれば「九州人以外の人向けにアレンジしてある」ということで、 スープはかなりあっさりしているものの、 面の細さや胡麻、紅生姜、からし高菜などのつけ合わせなどは、 正統派の九州ラーメン(なんだそれは?)を踏襲している。

満月

西ノ庄のかつて長浜一番だったところにできた店。 車庫前系だと思う。 スープは多少濁っているが素直な醤油味で、 うまみとコクがうまくバランスしていると思った。 まだ少し物足りない感じがしないでもないが、 かなりいい線を行っていると思う。 チャーシューは薄切りの焼き豚に近い食感だったが、悪くは無い。 ただ、「特製(チャーシューメン)」を頼んだら、 それが掘っても掘っても際限なく現れて、 チャーシューだけで腹がふくれてしまった。

らぐまんラーメン

パームシティーの筋向かいに、 外見がちょっと western なラーメン屋があるなと思っていたところに、 タイミング良く k-akai さんより情報を頂いた。 まだ食べに行っていないが、以下のようなコメントを頂いている。

場所は吉田交差点を東へ、線路を渡ってさらに1〜2キロ行くとむかって左側に ある。スープはあっさりのしお味がベースで、イタリアンや、キムチやトムヤム クンなどのバリエーションが楽しめる。店内にはレゲエが流れ、ちょっと変わっ た感じの店。単品の水ギョウザや、かやくごはんのオニギリも要チェック。普通 の中華そばとは違い、グッドですぞ!なお、支店がパームシテイーの前にできた そうだが味は未確認。

また yama さんからは、 この店に関して次のような情報を頂いている。

本店というか、元祖は、 出水(太田?)にあるお店です。 ここは私が思うにかなりおいしいのではと感じます。 麺、スープは標準ですが、ここのチャーシューは美味しいです。 それにあのたっぷりの葱がたまりません。 いろいろあるメニューはおすすめできないですが、 ここはネギチャーシューらぐまんがおすすめです。 あと、 ラーメンがくる前に食べるスパイスチキンもあっさりしていて美味しいです。

さらに、この店のラーメンは塩味ではなく醤油味だという情報もある。 以下は T.Itani さんからの情報。

ただひとつきになるのが、「和歌山ラーメンとは」のらぐまんらーめんですが、 あのスープは塩味ではなく醤油ベースらしいですよ。 というのも、以前会社の先輩(50のおっちゃん)と行ったときに、 その先輩が「ねぇちゃん、醤油ラーメンくれへんか?」と聞いたので、 僕が「ここに醤油ラーメンはないで。」と言ったところ、 店のねぇちゃんが「らぐまんらーめんは醤油味です。」と答えはったんですわ。 それと、確かにチャーシューもスパイスチキンも水ぎょうざもうまいけれども、 僕の一押しはキムチなんです。 ここのキムチは本場の方が作っているらしく、 その方がキムチを作れない(仕入れできない)ときは、 キムチらぐまんのメニューを「売切」にしています。 店舗に関しては、本店とパームシティ前の他に貴志川店と、 うどんと雑炊専門の太田店(と呼ぶのかどうか?)、 それに本店の隣のパッコライス(オムライスのやうなもの)専門店があり、 店によってメニューが多少異なりますが、どの店舗もはやっています。 個人的に中華そば専門店以外ではこの店がNo.1ですがひとつ欠点を付け加えると、 通い慣れた本店 (ちなみにここでメニューになるまえの味噌味らぐまんの味見をさせられました。 <結構うれしかったりする)では、 日曜・祝日はへたすると22時頃(0時閉店)に行くと麺がきれてしまい、 食べれない事もしばしばです。

なお、らぐまんラーメンの貴志川店には、 つい最近 オフィシャルホームページができた。今後の展開を期待したい。

こくまろラーメン

パームシティーの向かいの「らぐまん」に行こうとしたら開いてなかったので、 学生に「こくまろに行った?」と聞かれたのを思い出して、 Uターンて入ってみた(すなわち、 この店は「らぐまん」の向かいにある〜じゃあパームシティーはどこだ?)。 ラーメン店のチェーンらしいのだけど、 私はこの「土入(とうにゅう)店」しか知らない。 主力の「こくまろラーメン」は、 味噌ラーメンをベースに野菜(白菜)炒めをのせたようなもので、 さらにその上にキムチがトッピングしてある。 スープが泡立ってるラーメンははじめて見た。 味噌(辛味噌?)の風味とキムチの酸味が新鮮な味わいを醸し出している。 味はかなり濃いように思ったのだが、後で喉が乾くということがなかったので、 押さえ気味の塩分を酸味が補っているのかも知れない。 「和歌山のラーメン」とは異なる、 「中華料理として食べられるラーメン」だと思う。 店の規模にしてはメニューは豊富(いや、他の店が少なすぎるのか)で、 他に餃子、からあげ等の単品メニューの他、 学生割引がきく定食メニューがある。

…などとメニューを見回しているうちに、 とんでもないものを見つけてしまった。 「和大生専用メッセージノート(永久保存版)」 なんだこれわぁぁぁぁ〜〜。 恐ろしくて中が見れんかった。

山為食堂

yama さんからは、 この店のご紹介も頂いた。

ここは和歌山にはめずらしく、 京都の天下一のようなこってりしたスープです。 チャーシューもとろっとして美味しいですが、 チャーシュー麺にすると多すぎるかも? 営業時間が短いのが難点ですが、昼時はいつも並んでいます。 場所は本町地区といいますか城北地区といいますか、 少し有名になったケーキ屋さんサブールさんの向かいです。

しかし、ほぼ同時に tm270921 さんから、 以下のような情報も頂いている。

ここのラーメンの味は、 和歌山一般(?)の豚骨+醤油=スープの味(?)です。 麺は太め味は、丸三タイプです。 城北公園の近くです。ほとんどの方は、ラーメンライスで、食べています。

その後、morityan さんから次のようなレポートを頂いた。

元々ラーメンが好きで大体のラーメンは美味しいと思いながら食べてたんですが、 山為へ行って感じが変わりました。多少はこだわりの味を意識するようになりまし た。でも第一回の山為は失敗しました。よくかき回さなかったからです。 濃いそうなスープはあっさり目の味でのどを通り、見た目よりも愛想のない味だな と思いました。でも食後の後口が悪く中華だけにしないで、山為の常道、ラーメン ライスにしたら良かったと後悔しました。 後日、山為通の人から山為のラーメンはこつがある。スープを良くよくかきまで ないと下につくもっていると教えられました。 だから山為はもう一度行かないといけない。

なんか、すさまじい話だ。 やはり自分の舌で確かめねばならないだろう。 でもお昼しかやってないのか、 なかなか行けない。この「スープの底につくもっているもの」の正体について、 塩路@ペンションふじやさんから 興味深い考察をいただいた。

ここのスープは多分とんこつと野菜のスープだと思います。 トッピングはいわゆる「和歌山ラーメン」の形式」(チャーシュー、ねぎ、かまぼこ) ですがこのスープは「和歌山ラーメン」の中で、 かなりこってりした部類にはいると思います。 そのくせあと味がすっきりして、 口の中にどろどろとしたあと味(天一のように)が残らないのは 「さば節」(多分)のせいだと思います。 ここのスープを最後まで飲み干すと底のほうに 黒っぽい粉のようなものが残りますが、 これが漉しきれずに残った「さば節」の粉だと思います。 スープの中にこの「さば節」を入れる事により 「あっさり感」を出しているのだと思います。 貴ページの中の morityan さんからの投稿の「スープを良くよくか きまでないと下につくもっている」ものは「さば節」の粉でしょう。(多分) 私はここのスープ、とろけるようなチャーシュー、やや太目の黄色い麺、 このマッチングが好きです。(ライスととてもよく合います) ただやはり言われていますように、大盛りがない、寿司が置いてない、 (昔はいなり寿司が置いてあった)営業時間が短い、のが欠点ですね。

なるほど、「さば節」とは(実は私は「さば節」がどんなものなのか知らない。 かつお節のさばバージョン?)。さすがは御自身も 料理 される塩路さんである。お気付きになられることが違う。

大福軒

だいぶ以前に VYJ00457 さんより情報を頂いていたのだが、 方向音痴の私は例によって見つけられなかった。 ところが先日、陽気につられて「なみはやビーチ(海水浴場)」に行く途中に 見つけてしまった。 ようやく食べに行ったので、報告する。 うまかった。 スープはやはり井手流の和歌山のラーメンである。 かなり油が浮いていてこってりしているが、 雑味が少なく全部飲んでも気にならない。 麺は自家製麺とあるが、 柔らかくて一見のびているように見える。 しかしちゃんと腰もあり、なめらかにのどを通り食べやすい。 子供も「うまい」を連発していた。 塩・みそのほか、チャーハン、ギョウザ等メニューも豊富。 場所のせいか割と空いていることが多い(大丈夫か)ので、 丸三が混んでたりするとここに行くようになった。

正善

ずいぶん前に fm1109 さんから、 四天王といっしょに教えてもらった粉河加太線沿いの直川(のうがわ)にある店 (以前、六十谷とか書いていたが、あそこは直川だと教えて頂いた)。 ようやく行くことができた。 阪和線の鉄橋をくぐって1400m?ほど東に行ったところ、 阪和道の少し手前の南側に、 黄色い看板が出ていた。 地図上では右上からちょっとはみ出てしまう場所にあるため、描いていない。 味の方は井手系の本流であると思われる。 うまい。スープの味は塩屋の丸三と互角である。 今まで食べに来なかったのは怠慢であった。 ここも井出系の中華そばを食べられる穴場である。 ただし麺は少し固めにゆでられていたように思う。 若干黄色く断面の丸いもので、コシもわずかに強いように感じた。 もしかしたら仕入れているところが違うのかも知れない。 井手の延びたような麺には面食らう人が結構多いようなので、 この方が一般受けしやすいかも知れない。

なお、ここは塩屋の丸三と同様、井手商店から派生した店のようだが、 店の前に立ってそれが実感できた。 なんと入り口の作りが塩屋の(改装前の)丸三にそっくりなのだ。

とんとんラーメン

和歌山大学から国道26号線を大阪に向かってしばらく行ったところ (孝子峠[きょうしとうげ]付近)にある。 ここは大阪府下なので、上の地図には含まれていない。 「キムチラーメン」が私の回りでは好評だったが、 私は「スタミナラーメン」を食べた(と思う)。 他にも結構面妖なメニューがある。 大体、私好みの味である。 惜しむらくは、 気まぐれで店を休むのか、 時々閉店していることがある。 y-furu さんの情報によれば、 冬は「豚汁ラーメン」がお勧めだそうだ。 豚汁と言っても、 みそラーメンに野菜炒めが乗っているだけという話だが。

この店はこの間前を通りかかったら貸店舗になっていた。 主人が九州に修業に出たという噂も耳にするが、 定かではない。

札幌ラーメン・西村

和歌山から国道24号線を橋本・奈良方面に向かって走ってゆき、 かつらぎ町に入って割合すぐのところの左側にある。 以前は「松源ラーメン」という店だった。

三勝

ここも上の地図には含まれていない。海南市にある。 nobby さんから情報を頂いた。 「麺のゆで方」というのも、 ラーメンの味を形作る大きな要素なので、 ぜひ試してみたい。

私どもの住まいする、 海南市にも和歌山で1番と思われるラーメン屋があります。 その名も、三勝。 場所は、R42の海南中央郵便局筋向かい。 赤い提灯が目印。豚骨醤油味。 しかも、あまりこってりではなく、麺のゆで方は抜群。

なお、watanabe さんからも この店のレポートを頂いた。

とにかく、店がすごい。井出も真っ青の、文化的価値があります。戦後すぐの 頃にタイムスリップしたかと思った。店に入るのに勇気が要りました。

しかし、どうやらこの店は最近移転したようだ。 ささもとさんから頂いたレポート。

移転先は、海南ジャスコの北側の道 (R42) を和歌山から野上方面に来てジャスコを越えた信号(ジャスコと信濃路の間の道) を左折(ここが、いわゆる海南のメインストリートです)し、 プリンス・イン海南、ショッピングセンターココを左手にみながら直進。 ショッピングセンターココをこえ、 さらに直進すると右手に懐かしい赤提灯が見えてきます。 ちなみに向かいは自転車屋さん。 今回は、カウンター越しにラーメンをつくっている姿が拝める。 何度か行ったが、何度行ってもおじさんはカウンターの中にいない。 奥にいて、注文と同時に現れ、ラーメンを作ったらまた奥へ引っ込んでしまう。 謎です。でも、姿は見れます。以前は全く見れなかった。 よく移転すると味が変わる!といいますが、ここは違うように思います。 相変わらず、メッチャうまいスープに麺がからまっています。 このラーメンブームに踊らされることなく、 ひっそり2人でやっていらっしゃいます。

よし、今度海南に行ったら探してみよう。

まっち棒

冒頭で「和歌山ラーメン」が一般に認知されたものかについて、 現時点ではまだ確証がないと述べたが、 どうやら時代はその方向に向かいつつあるようだ。 この店も上の地図にはない。 なぜなら、この店は東京(新玉川線の池尻大橋)ににあるのだ。 この情報は c50001 さんに頂いた。

こじんまりとした店です。 いっとき結構雑誌とかにも載ってました。 東京のラーメンマップにも、 新しい地方ラーメンとしてのってたこともあります。 あせ巻きの寿司も出してます。 東京人にとっては、少しこってりしたように感じるらしいです。 麺も細く、和歌山らしさを東京でも味わえます。 主人が和歌山の方で、 「和歌山城の近くのラーメン」を目指してるらしいです。

また twinkle- さんからも、 詳しいレポートを頂いた。

東京・世田谷にある“まっち棒”には私も出かけてきました。 東京へ出張に行った時、「いつかはあそこで食べるんだ」と心に誓っていたところ、 昨年の11月にやっとその夢を実現させました。 ごくたまにTVでも紹介されていたので店の感じは記憶していたのですが、 やっぱり実際にのれんをくぐるとその感激は、また格別ですね。 細長い店内は、もちろん“井出”よりきれいです。 肝心の味について報告します。 “和歌山ラーメン”という枠の中には当然入る味をしていますが、 私には、ほんの少し「甘く」感じました。 スープの濃度も一見「コッテリ」としています。 スープの色合いなどは、京都の“天下一品”風に似てやや黄色いものでした。 ところが食してみると、見ためよりはアッサリしています。 “和歌山ラーメン”独特の、プーンとした何ともいえない臭み(?)が、 じわじわと伝わって来ました。細麺のしこしこ感も素直に好感がもてます。 総合的にいって上品な“和歌山ラーメン”とでもいいますか…、 東京風にアレンジが施されているのかどうか判りませんが、 ディープな味の“和歌山ラーメン”を期待する人には合わないかもしれません。 でも私は、食べていて知らず知らずの内に「これや、これや」と笑顔がこぼれ出し、 東京・世田谷で大変“グッド”な時間を過ごすことが出来ました。

う〜ん、食べに行きたい… なお、和歌山市加太出身で、現在千葉の船橋にお住まいの方から、 津田沼にまっち棒がオープンしたとの情報をいただいた。

和歌山に帰省の時はいつも、 ラーメンを毎回食べる私にとって最高の出来事ですが、 こちらには、 もともとはやっているこってり背油ラーメンなりたけという店と、 九十九ラーメンがあり、 連日、どの店も行列ができています。 まっち棒もはずれにある立地条件の中、 ひっきりなしにお客が入っています。 味も、東京風とはいうものの、 和歌山ラーメンのあの独特の店のにおいに裏付けられた 「こく」はまったくおとっていません。 とりあえず報告まで、、、でも   すしがないんですよね、、、

まっち棒は「和歌山ラーメン」を全国に知らしめる最初のきっかけを作った店だと考えられる。 そこがこのような激選区でも支持されているとすれば嬉しい話である。

川八亭

この店は以前 twinkle- さんから 大阪にある「和歌山ラーメン」の店としてご紹介頂いたのだが、 同氏は実際に調査に向かわれたとのことで、後に修正報告を頂いた。 どうやらオーナーが和歌山出身ということだけのようだ。

以前のレポートで紹介した「川八亭」にようやく行ってきました。 環状線の寺田町駅を降りて、賑やかな通りを東に数百メートル。 店は国道25号線に面していて解りやすい所にありました。が、しかし…! 結論から先にいいますと、ここは“和歌山ラーメンの味がする店”ではありません。 スープの味はまったく別の物(超あっさり風味の醤油味)です、 こじつけて言うと、 アロチにある「丸高」のスープをもっと薄くしたような感じ〔?〕です。 麺の感触、チャーシュー、その他具の入りかた等、 どこにも和歌山らしさはありません。 もちろん、あの“寿司”も見当たりません。 ただ一点、なんと“めはりずし”を置いていました。

twinkle- さんが店の大将にインタビューしたところ、 「うちは和歌山のラーメンの味ではないんですわ(中略) 和歌山のラーメンの味ってゆうたら、もっと濃いでしょう」 という返答が返ってきたとのこと。 うーむ。 でも、「めはりずし」は美味である。 私も好物である。 和歌山市内にもめはりずしをおいている店があるので、 まあ、それはそれでいいんじゃないかと思う。 それにしても twinkle- さん、 ご苦労様でした :-)

泉善

阪南市の自然田にも和歌山ラーメンの店があるそうだ。 tsumaboo さんから教えて頂いた。 泉鳥取高校の麓(場所はJR和泉鳥取駅から徒歩10分ほどの地点)にある。 ここの主人は井手商店の主人の親戚だそうで、 和歌山のさる店(どこだろう?)で修行を積んだそうだ。 メニュー構成も井手や丸三と同じようだ。

味は全く井出系。 というより井出商店の阪南支店といった感じでしょうか、 麺の仕入れも同じ製麺所だそうです。 和歌山市内の「井出系」中華そば屋にはひけを取らない味ですが、 最近の「和歌山ラーメン」ブームが、 和歌山市内のラーメンでないとマスコミには出ていません。 ですから、現在結構ゆっくり「中華」をすすることができます。 本格的な醤油豚骨だしの和歌山中華そばの店舗としては、 北限にあたる店かもしれません。 店構えも、屋台のおやじが仕方なしに常店を持ったという感じがする、 中華そば屋さんです。 3年ぶりに食べてみました。 9.23に丸三へ行ったので、 比較的味の記憶が新鮮なうちに食べ比べられました。 麺はそれほどのびていませんでした。 だしは、井出さんところのまんまのレシピだそうです。 巻き寿司がおいしく、おそらく自家製だと思います。 場所は、 和歌山から阪和自動車道を通って阪南ICを降りて、 最初の信号を、左折したところです。 最近マスコミの取材攻勢で行列ができている中華そば屋がある中で、 ゆっくり食べられる穴場でしょう。

大将

watanabe さんから頂いたレポート。

打田の旧 24 号線沿い、田中小学校の隣にあるラーメン屋さん、 「大将」に行ってきました。例のアガサス別冊にも紹介されている 店です。外見は「どうみても昔はガソリンスタンドだったような」 という店です。看板で「和歌山のラーメン」を豪語するだけあって、 スープはこってりトンコツ醤油味で、かなり濃い方だと思いました。 麺は、ちょっと太目で、かんすいが多いのか、ちょっと黄色っぽい色でした。 なかなか良い線行ってる店だと思いました。

グリーンコーナー

グリーンコーナーもラーメン屋ではない。 よそでは多分「すがきや」に相当するファーストフードチェーン店だと思う。 店の名前の「グリーン」は名物「グリーンソフト」 (抹茶のソフトクリーム)に由来するのだろう。 ずいぶん前に頂いた ekawa さんからのレポートである (しまい込んでいました。ごめんなさい)。

和歌山最大のラーメンチェーン店。麺、スープとも自社開発で大量生産し、 コストダウンし、安価で供給している。 メインは天かけラーメンで、320円。 「しょうがをたっぷり入れて下さい」といってから食べるのが通。 中華そばは370円と安い。 半額デーもあり、見逃せない。 近年はカレーラーメンも登場。 ファーストフードショップ風のロードサイド店と、 ジャスコなどに入っているテナント店の2通り。 太田の和歌山駅東口近くには姉妹店の幸龍園があり、 ここではピリカラのスタミナラーメンがメイン。 これは他のグリーンコーナーでも一部扱っているが、 グリーンコーナーでは夕方以降の扱いとなる。 和歌山が生んだベストセラー、グリーンソフトもここの人気者。 子供から大人まで、毎日でも通いかねない根強いファンが多い。

ここの中華そばは井手派とも車庫前派とも異なる澄んだスープで、 かなり透明度が高くあっさりしている。 この店の特徴は、「中華そば」ではなく「天かけラーメン」だと思う。 ふつうは「中華の並」がベースで、 それに大盛りやチャーシュー増量のようなオプションを付けた 上級グレードを用意するか、 味噌、塩などのバリエーションを増やすかといった品揃えをするものだと思うが、 天かけラーメンはこれらの方向とは逆に中華そばからチャーシューを抜いて、 代わりに天カスをかけることによってコストダウンを図ったものである。 天カスがラーメンに意外に合うので驚いた。 ラーメンに中華丼の具をかけたやつ(名前を忘れた)も、 これまた意外なうまさであった。

和歌山市にはほかに「味里」という おにぎり中心のファーストフードチェーンがある。 ここも和歌山のラーメンだよとご教示頂いているのだが、 なかなか立ち寄れないでいる(すいません)。

岩岩亭

以前は「岩田さん」として紹介していたところである。 ここは和歌山市内にあるのだが、 地図には載せていない。 理由は営業しているラーメン屋ではないからだ。 実は趣味で中華そばをお作りになられている方なのだが、 ついに開業した…というわけではなくて、 最近お知り合いの方に 「岩岩亭」という屋号が書かれた提灯!をプレゼントされたそうである。

それにしても、世の中には本当にいろんな人がいるものだ。 和歌山のラーメンに惚れ込む人は多いが、 それを自分自身の手で作ってやろうと思う人は珍しい。 しかも、それはご自宅に飾られている「中華そば」の提灯に恥じない、 専門店の中華に匹敵する本格的なものであった。

スープの色、コク、厚み、なめらかさ、それに香り、 いずれの点でも申し分ない。 ここまで井手や丸三の味に近いものを、 家庭で出せるとは思わなかった。 玉ねぎによる甘みを強くすれば、 花山の○高にも近づけることができる。 しかし、誰でも簡単にこの味が出せるというわけではなさそうだ。 このスープの味は、 実は計算された絶妙なバランスで成り立っている。 それが少しでも崩れると、すべてが台無しになる。 岩田さんは 10 年来この味を追求しておられるとのこと、 その積み重ねの中で培われたノウハウこそが、 このバランスを保っているのだ。 その成果を知る機会に恵まれた人は幸運だ。

この中華そばを御馳走になって、 私がいくつか誤解していることに気が付いた。 まず、この味は海産物に由来したものではないこと。 これは正直言って驚いた。 それと、このスープは、夏は一日と持たない「生物」であること。 ちょっと油断すると、すぐに腐ってガスを発生する。 こんなものの面倒を毎日見るのは本当に大変だろうと思う。 結局この味の秘訣は、特別な工夫や秘伝のだしなどではなく、 「美味しいものを作ろう」という気持と、 そのための「手間や努力を惜しまない」ことに尽きるのだろう。 やはり、 (岩田さんのような努力をしない)素人には真似のできないものなのかもしれない。 恐れ入りました。本当に。

よろしくお願いします。

柏木製麺所

ここはラーメン屋ではなく、その麺を作っている製麺所だが、 「地元の麺屋が作った和歌山ラーメン」というチルド麺の インスタントラーメンを作っている。 このラーメン自体は「和歌山県製麺協同組合青年部」の企画らしい (柏木さんはそこの会長さんのようだ)が、 商品はここでも買えるようだ。 なお、最近「湯浅醤油入り和歌山ラーメン」というのも作っているらしい。 現物はまだ見ていないが、食指の動くネーミングだ。 ここに詳しい紹介がある。

インスタント

インスタントラーメンについては kazu_san の和歌山ラーメンページがとても詳しくご紹介なさっています。


●和歌山のおいしいもの情報


●あとがき

このページの文責は床井にあります。 このページに対する御意見や苦情などがございましたら、 下記までお寄せ下さい。 新しい店の情報やレポートなどもお待ちしています。

床井浩平