2200系0番台と30番台の違いは?

 22000系から改造されてできた2200系には0番台と30番台があります。しかし、両者とも支線用として共通使用され、さほど違いはありません。では、どうしてわざわざ番台区分されたのでしょうか。
 それは、22000系が2200系に改造される時、0番台3編成は高野線(山線直通)用、30番台3編成は支線用として区分され、0番台はもともと支線用として使われる予定ではなかったからです。
 そのまま高野線に残るとされた0番台は車体更新だけが行われ、併結運転があることから、運転室車掌側仕切戸が取り付けられました。支線用の30番台は、限流値を下げて山線スイッチの撤去、車体高のかさ上げ、併結運転がないことから、貫通幌受けの撤去、密着・電気連結器から自動連結器への取り替えがなされました。
 ところがその後、高野線で2000系の中に2200系(0番台)が3編成だけ混ざっていては、性能が向上できないということになり、2000系が増備され、2200系0番台も支線に押し出されました。この時に、30番台と同様の改造を受けたのですが、番号はそのままで、貫通幌受けも残っています。運転室車掌側仕切戸は取り払われましたが、一部が残っており、取り付けられていたことがわかります。
 現在は共通使用されている0番台と30番台ですが、このような経過から番台区分されています。
 最後に整理すると、貫通幌受けと運転室車掌側仕切戸の一部が残っているのが0番台、ないのが30番台です。


左(上):2200系0番台  右(下):2200系30番台

2002/1/1