1000系
インバーター制御の近代型


撮影場所:貝塚駅


撮影場所:淡輪〜箱作間


撮影場所:春木駅

 1992年(平成4年)に2000系で実績のあるVVVFインバーター制御で登場した南海線、高野線の共用車。車体は軽量ステンレス製ながらも塗装されている。車内はバケットシートが採用されており、車端部にはクロスシートが設けられている。扉上にLED式の車内案内表示機が設置されている。運転台はLEDによるデジタル表示。南海で初めてボルスタレス台車が採用された。
 1993年以降に製造された車両、1004F以降は車体幅が拡幅された。
 2001年に増備された6次車(50番台)は無塗装となり、南海で初めてシングルアーム形パンタグタフやIGBT素子による制御器が採用された。車内には交通バリアフリー法に基き、スタンションポールやドア開閉表示、ドアチャイムが設置されている。運転台はアナログ表示に戻った。

上は狭幅車、中は拡幅車。扉の下の方の見るとよくわかります。下は6次車(50番台)。

車 内

一人分ずつに区切られたバケットシート

6次車の車内 スタンションポールがつく

車端部に設けられたクロスシート

運 転 台

主 要 諸 元 表
 
1次車 2次車 3〜5次車 6次車(50番台)
最大長 20765mm(先頭車) 20665mm(中間車)
最大幅 2744mm(先頭車) 2723mm中間車) 2850mm(先頭車) 2830mm(中間車)
最大高 4140mm(集電装置付車) 4049mm
車  体 軽量ステンレス製 塗装車 軽量ステンレス製
性  能 設計最高速度120km/h 加速度2.5km/h/s
減速度3.7km/h/s(常用) 4.0km/h/s(非常)
集電装置 下枠交差形パンタグラフ
PT-4826-A-M
シングルアームパンタグラフ
PT-7144-A
台  車 ボルスタレス台車
SS-127(M車) SS-027(T車)
SS-127A(M車) SS-027A(T車) SS-159(M車) SS-059(T車)
主電動機 三相かご形誘導電動機
MB-5046-A 1100V 180kW×4
MB-5091-A 1100V 180kW×4
駆動装置 WN継手式平行カルダン
歯車比99:14=7.07
制御装置 VVVFインバーター制御 GTO
VFG-HR-1420F
VVVFインバーター制御 IGBT
VFI-HR-1420G
制動装置 全電気指令式電磁直通空気ブレーキ
(回生ブレーキ併用、遅れ込め制御、応荷重装置付)
直通予備ブレーキ
補助電源装置 DC/DCコンバーター
140kVA 75kVA
75kVA
 
車 両 編 成 表
 
Mc + T2 + M2 + T1 + M1 + Tc

1003+1803+1303+1603+1103+1503
1004+1804+1304+1604+1104+1504
1005+1805+1305+1605+1105+1505
1006+1806+1306+1606+1106+1506
1007+1807+1307+1607+1107+1507
1008+1808+1308+1608+1108+1508
1009+1809+1309+1609+1109+1509
1010+1810+1310+1610+1110+1510

Mc + T2 + M2 +Tc2

1051+1851+1151+1751
Mc + Tc2
1031+1701
1033+1703
1034+1704
1035+1705
1036+1706

Mc Tc 所属
14両 17両 14両 17両 62両 住之江検車区

Mc + T2 + M2 + T1 + M1 + Tc
1001+1801+1301+1601+1101+1501
1002+1802+1302+1602+1102+1502
Mc + Tc2

1032+1702

Mc Tc 所属
3両 4両 3両 4両 14両 小原田検車区
 
個 人 的 評 価

 乗り心地もよく、夏も寒すぎず、クロスシートがあり大変いい車両です。しかし、運転室後部に座席がなくなったので、かぶりつきは少し疲れます。また、低速域でのインバーター音がうるさいです。寝るにはT車を選ぶと静かで快適です。バケットシートなので、空いている時に広く座りたい人には、不向きです
 6次車ではインバーター素子がIGBTになったため、音はだいぶん静かになりました。荷棚や座席仕切は高級感あふれる設計で、大変気に入っていたのですが、6次車では安っぽくなってしまって残念です。