新築時に我が家には、2つの書斎を設けた。その一つは、新築時からサイト主の憩いの場所として機能している。だが、もう一つの書斎スペースは、新築時から使われず、残念ながら物置と化していた。しかし、今年、各部屋の使われ方の見直しを行った結果、2つめの書斎スペースを本格稼働させることとなった。その本格稼働の条件として、スペース主から提示されたのが、テレビアンテナ端子を取り付けることだったわけである(新築設計時に何度も確認したはずだが、それを今更...)。 この工事を行う場合には、屋根裏に入らねばならず、暑すぎず、また、寒すぎない微妙な日の訪れを待っていたのだが、いきなり、この週末に来たのである。そして、その報告です。
何をするの?
現在、この書斎スペースにはLAN用の配管がなされている。CAT5ケーブルを2本、22mm径のCD管に入線し、その1本をLAN端子として壁に出しているわけである。 もう一本のCAT5のケーブルは予備。
テレビを見るにはアンテナが必要。だから、この端子に、TV用アンテナ端子を追加するわけである。
工事前。LAN用のコンセントのみ
TV関連の現状と具体的な工事方法。
まず、現状の確認。
TV用の配線は、2階中心に設置したある情報配電盤に外部のすべてのアンテナからの入力が集中しており、ここで、BS、V/UHF信号が混合され、且つ、ブースターで増幅された電波が、各部屋に配波されている。現行では、2階は、主寝室、書斎の2カ所。2つの子供部屋は、配線をはずした。1階は、食事室、居間南、居間入口、和室の3カ所。
で、具体的な工事としては、このうちの一つから分波し、LAN用の配管を使って書斎スペースに配線しようということにした。
どこの配線から分波するかだが、これは、目で見てからにしようと。
用意したもの
初めて行う工事ではないので、在庫品や工具類はすべてそろってます。ただ、どこに置いたかなぁ...。
部材 : 4CFBケーブル 20m 今までは、5CFBを使っていたが、今回は、細めを準備した。
TVアンテナ端子(壁用) BSが使えるように15Vが流せるもの。
分波器 アンテナ入力が一つを2つに分波するもの。
工具 : 通常の工具に加えて、特に家庭内LANやTV配線に使う特殊なもの。
通線器(リーダー) 配管にケーブルを通す針金の様なもの
通線用ワックス 通線する場合に、スムーズにケーブルが抜ける様にする潤滑剤
LAN用テスター LANの結線に問題がないかチェックするテスター。 別の部屋同士でもOK。
インパクトツール AMP製のカッター付きのLANローゼット結線用特殊工具。
左の写真が、LAN用テスター。2つに分かれることで、離れた部屋の結線をチェックできる。最新モデルは、USBの結線もチェック可能らしい。
右の写真が、通線器。また、スプレー缶が通線時の潤滑剤である。泡を噴射し、滑りをよくする。
さぁ、工事開始!
まず、壁のLANコンセントをはずして、ケーブルを引き出す、
通線器とTV用同軸ケーブルをしっかりとつなぐ。本来は、既に通線されたところに追加で通線するということはしないのが常識。でも、22mm管で余裕があり、今回、細めの4Cケーブルだけに強引に追加通線で工事を行った。写真の様に通線器にケーブルを固定し、配管の逆側から通線器を引き抜くことで、同軸ケーブルを通線。
屋根裏工事。
あらかじめ、CD管の途中をカットし、通線器でCD管からTVケーブルを引き出したところ。 結局、4度目でうまくいった。 CD管が曲がっているところで、タイトになり、通線器からTVケーブルからはずれること3回。
こちらは、TV分配器の工事。分配器の3カ所にケーブルを結線。
これは、LAN用のコネクターです。工事の関係から一度はずして、付け直しているところです。右に見える黄色いのが、インパクトツールです。このLANコネクターの専用工具。でも、現行のLANコネクターでは、これは必要ありません。
これが、完成図です。上がLANコネクター。下が、TV用の端子です。ここに分波器を取り付ければ、一つの端子でBSとV/UHFの電波を取れます。