3月21日(火・祝) 夕日を見る会 トンガの鼻自然クラブ
雑賀崎の自然を守る会 主催
場所 雑賀崎灯台周辺 時間 14:00〜日没
ハナフリを見る風習 
雑賀崎では、春と秋の彼岸の中日の夕日のころ、
お日さまから「ハナがフル」といって、それを見る風習があります。

春がすみなのか時たま日が差す、暑からず寒からずの穏やかな一日でした。
その穏やかなアットホームな気分が、今回の会場にも漂っていたように思えました。
朝9時から始めた会場作りは、お昼頃には形が出来上がり、模擬店も1時には準備が整いました。
人気の草団子の「おおやさ」の前には、開始を待たずにいつもの長い行列が出来ており、
新しく「たこ焼」「しゃの餅」「有田川の青のり」のお店も参加して、2時には各店も販売を始めました。
ステージでは、中口裕会長の挨拶の後、「エミー」の演奏が始まり、さわやかな歌声が広がります。
続いて森さんご夫婦の手品とお手玉が披露されました。どちらも会場からの参加者があって
手品の手伝いをしたり、一緒にお手玉に挑戦したり、和やかな雰囲気で盛り上がりました。
最後に「アイ&コースケ」のギターとキーボードの演奏が、日没近くまで心地良く響いていました。
「体験コーナー」では、青石や木のブローチのペインティングに真剣に取り組む子、カンポックリに
挑戦する女の子、ゴムてっぽうで的当てを競う男の子たちで賑わい、手作りおもちゃは思ったより
早く器用に作りあげていました。お手玉は、大人も昔を思い出して熱心に繰り返しています。
「絵手紙コーナー」でも後半は大人の参加があり、じっくりと取り組んで描く姿が見られました。
のびのびとした子供たちの様子、コーナーを担当する人達の明るい表情、それを囲む人達の笑顔が
うららかな春の日差しの中で印象的でした。
3時集合の「遺跡見学ツアー」には15人が集いました。前回の半数ですがその内7人は小学生。
元気にトンガの鼻(岬)へ出発しました。「台場遺跡」からは、お城が見えるのを確かめたり、
「お城の見える丘」では、ひとことノートに感想を書いたり、「恋人達の丘」では、彼女がいるんだと
告白する子もいて、子供たちはツアーを楽しんでいた様子でした。途中で4人参加者が加わりました。
和歌山放送の生中継があり、昔ハナフリを見たという女性にインタビューし、その時の様子が
ラジオで放送されました。それを車で聞いたという泉南の人も灯台に来られていたようです。
今回初めて入場者の数をカウントしましたが、5時頃には1000人を越えていて驚きました。
ライブも終わり、「夕日の写真コンテスト」の入賞の発表が始まりました。43作品の応募があり、
灯台に掲示してありました。入場者に2票づつ好みの写真に投票してもらい192票が集まった中、
5位までの入賞作品を発表し、ささやかな賞品をお渡ししました。
あらためて入賞作品を見届けに行く人も、多数おられたようです。
ひと時日が差して期待をもったものの、空は曇ったまま日没が近くなってきました。
「ハナフリ」の解説を聞きながら、この次のお彼岸には是非「ハナフリ」を見てみたいと願って、
この春分の日を静かに終えました。